主な人物 おとん アルツハイマー型認知症(要介護3)元職人 趣味おかんとケンカ
おかん アルツハイマー型認知症(要介護度不明)専業主婦 趣味ローンで買い物。
右前腕骨折。骨粗しょう症。逆流性胃炎。鬱気味。
わたし おとんの息子の嫁。見守り人。肩こり腰痛持ち。便秘なし。
本格的に、ものわすれナンバーワン義両親の介護を任命された嫁の私。
オトンは毎朝、必ず嫁の私に聞く。
オトン「息子は仕事に行ったか?」
嫁の私「はい行きましたよ」
オトン「ワシは40年以上この仕事でがんばってきた。よく働いたわ・・昔は機会が無くて・・」
などなど長々と話す。(30分くらい)
午前中に洗濯掃除片付け事務の仕事など終わらせたい嫁の私。
話を途中で終わらせる嫁の私。
いやな顔をするオトン。
掃除をはじめる嫁の私。
オトン「なあ?嫁の私よ」
嫁の私「なんですか~」
オトン「息子は仕事に行ったか?」
嫁の私「はい、行きましたよ」
オトン「ワシは40年以上この仕事でがんばってきた。よく働いたわ・・昔は機会が無くて・・」
と話が始まる。
長いので聞こえないフリの嫁の私。
だんだん怒りだすオトン。
それでもかまっているヒマがない嫁の私。
そしらぬ顔で掃除機をかける嫁の私。
「息子は仕事に行ったのかァ~」大声のオトン。
それでも無視する嫁の私。
バシッと背中に痛みが走る嫁の私。
なぐるオトン。
この後1時間以上同じ話を聞くことになる嫁の私。
反省した嫁の私。
「やさしい介護」という本を買い読破する嫁の私。
この当時認知症ド素人の嫁の私。
このマニュアル本が不幸を呼ぶことに・・。
つづく。
お読みいただきありがとうございます。
皆様が穏やかに過ごせますように。
愛ある人生を(*^_^*)ノ
介護を続ける嫁流秘訣ポイント5
1 がんばらないこと。
(頑張りすぎるとしんどくなる。相手ができることまでやってしまうから。)
2一人で抱え込まない。他力本願。他者の協力絶対必要。
(家族や友達、ケアマネさんなどなどグチを聞いてもらうだけでも心がやすらぐ。)
3介護マニュアル本は読まない。読むなら自己啓発本。
(沢山読ませていただきましたがマニュアルとおりやるとしんどいだけ。自己啓発本の方がポジティブになれる)
4 自分の時間は確保する。(自分が一人になれる時間)
5 無関係な人、ただ見ているだけで聞いてもいないのに助言してくる人の話は無視。
人の目は気にしない。自分の味方をつくる。
介護にこれが正しいやり方ですよってないと思う。
その人らしさがあって、介護される側も介護する側もしんどくなきゃいいな~って
泣いて落ち込んだって最後に笑った者がかちなのだ(^_^)おしまい。
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最終更新日 : 2020-12-20