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    介護日記 おとんナウ

    認知症の義父と義母二人を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

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    2020-03-14 (Sat) 00:00

    報われない掃除。

      暴力とは、

      聞いてもらえない者の声である。

      ーマーチン・ルーサー・キングー

      認知症夫婦ある日の出来事 嫁の私観察記録。

      アルツハイマー型認知症義母(おかん)の
      部屋の掃除で気をつけていることのお話です。

      カレンダーは2つ
      「必要ではない」

      おかんの部屋は、汚い。
      8年前は、ゴミ屋敷だった。
      嫁の私が、数年かけてゴミを片付けたのだ。

      しかし、今もゴミだらけだ。
      (本人は、ゴミだと思っていない)

      衣類のはいている木造のタンスの中に
      一枚いちまい畳んだちり紙がはいっている。

      そしてなぞのハエたたきが20本以上はいっている。

      コタツの周りはお菓子のくず。
      だしたままの服などきりがない。

      それでもなんとか2~3日に
      一度は大掃除している。

      掃除するときは、窓を開けて空気をいれかえたい嫁の私。

      おかんの部屋の窓を開けるためには、
      窓のわくにはってあるガムテープを外さなければいけない。(おかんが貼った)

      それから掃除機をかけ
      ミョウバン水で拭き掃除する。

      ある程度ゴミも捨てたい。
      一度にすてるとバレて妄想されてもこまる。(認知症の方は、環境の変化をいやがる)

      基本おかんに、ゴミを捨てたことがバレないように片付けている。

      おかんのベットの上は、ジャングルだ。

      テレビのリモコン、

      しゃべるひよこのぬいぐるみ、

      抱き枕のねこ、

      お経の本、

      鼻をかんだチリ紙、鼻をかんだチリ紙、鼻を・・などなどまんさいだ。

      嫁の私は、これらの定位置を覚えなくてはいけない。
      シーツ交換した後、同じ場所に置くためだ。

      なぜか認知症のおかんは、これらの定位置をおぼえている。
      (すばらしい能力だ)

      掃除が終わったら、
      鼻をかんだチリ紙を捨て、新しいチリ紙にかえる。

      シーツ交換後定位置に、もどしてベットをジャングル状態にするのだ。
      窓を閉めて、窓のわくにガムテープをはる嫁の私。

      まったく掃除したという気分にならない。
      タンスや押し入れのいらない物を捨てたい。

      しかし、おかんのこだわりがある。

      いくらきれいに片付けたくても
      本人の嫌がることを、すればただのいじめになる。
      本人にとって掃除は、必要ないからだ。

      部屋がきれいになっても、「ありがとう」と言われるはずもない。
      おかんにとってありがたくないからだ。
      しかしだ。掃除した嫁の私が、おかんにとって悪者になろうと。

      きれいな部屋で
      おかんに過ごしてもらいたいだけである。
      いつか気持ちよいことに気がつくかもしれない。

      なのでおかんに、バレないように衛生面だけは
      確保している嫁の私なのだ。

      おしまい。

      お読みいただきありがとうございます。

      今日が無事ならそれでいいのだ(^_^)ノせばね~
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      最終更新日 : 2020-05-11

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