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    介護日記 おとんナウ

    認知症の義父と義母二人を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

    Top Page ›  介護 福祉 医療 › 認知症の人の介護は、忍耐力である。
    2020-03-06 (Fri) 00:00

    認知症の人の介護は、忍耐力である。

      相手が不快なことを口走ってもいやがらずに、

      むしろ積極的にそれを取り上げて

      少しでも相手の意見を、尊重していることを示すのだ。

      そうすれば、相手もこちらの意見を尊重してくれる。

      ーベンジャミン・フランクリンー

      認知症夫婦ある日の出来事 嫁の私観察記録。

      この8年間、認知症の親の介護で
      学んだことは、時間と忍耐力が必要である。
      と言うお話です。

      「忍耐力」

      アルツハイマー型認知症義父(おとん要介護3)は、
      プライドが高い。

      自分が言っていることは、
      絶対正しいと思い込んでいる。

      正論は、つうじない。
      認知症だからといって、子供扱いするとすぐ怒る。

      そして、屁理屈(へりくつ)ナンバーワンだ。

      おとんは、食べものにうるさい。
      なので、スーパーで一緒に買い物をする。

      おとんの食べたいものを、選んでもらう。
      買い物

      「わし、このでかい豚カツが好きや。これ食べるわ」

      「あとは?何がいい?」

      「これだけあればいいやん」

      食事の時になると・・。

      「なんやコレ💢豚やないかい」
      「そうだよ。おとんが、食べたいって買ったから」
      (正論と否定する嫁の私)

      「わしは、豚は食わんぞ💢
      戦後に豚を食べて、腹こわしてから食べないって決めてるんや💢」

      「でも、おとんが自分で買ってたよ」
      (正論と否定する嫁の私)

      「わし、買い物なんて行かないもん。おかんが、やることやん」
      (我が道をゆくおとん)
      ・・めんどくさいことになる。

      このまま正論と否定を、くり返しても永遠に解決しない。
      おたがいに、いやな気持ちになる。

      ここでぐっとこらえる嫁の私。
      「豚きらいなの気がつかなくて、ごめんなさい。」
      (共感する嫁の私)

      「そうやがな。わし食うもんあらへんやん。どないしてくれんねん」

      「本当に、ごめんなさい。魚やこうか?ぶりあるよ?」
      (イラッとするが、ひたすら共感する嫁の私)

      「わし、ぶり食うわ。腹へってんねん。」とおさまる。

      おとんは、絶対自分が正しいと思っている。

      正そうと否定するだけむだなのだ。
      自分が、イライラするだけだ。

      それならば、労力をつかわずにすむように
      接し方を工夫するのが一番自分がらくだと気がついた。

      認知症の人は、
      自分に不利になることは絶対認めない。

      それを正そうとするから、
      介護する側がよけい心が疲れるのだ。

      いくらおとんが好きでも、愛情だけでは介護はできない。
      心に余裕がないときもある。

      在宅介護をつづけるには、
      どれだけ精神的負担を軽減できるかだ。

      相手が間違っていても
      ぐっとこらえて共感することだ。
      介護する側は、ものすごく格段と介護が楽になる。

      おたがいの幸せの為にも、忍耐力が必要なのだ。

      おしまい。

      <忍耐力のまとめ>

      ー 認知症の人を理解する ー

      1.認知症は、進行する病気である。
      治る方法はまだない。

      2.認知症が進行すると、手がかかるが関わりやすくなる。

      3.認知症の人は、自分が絶対正しいと思い込んでいる。
      不安からくるもの。
      (脳の病気で、短期記憶ができない。
      その時頭に、浮かんだことが本人の本当のことである。正そうと思わないこと。)

      4.仰制コントロールができない。
      (脳の病気の為、家族がショックを受けることを、平気で言う。
      例えば息子に「わしのお金を盗んだな」とか。

      5.認知症の症状が一番でやすいのは、関わりのある身近な人にでる。

      6.自分に不利になることは、絶対に認めない。
      (脳の病気だから不安をなくすために、自分を守ろうとする。)

      7.ふつうの人より、感情を読み取る能力がずば抜けてよい。
      (笑顔で共感しているふりをしていても、
      心で「いやだな」と思って関わると認知症の人に「いやだ」がバレている。)
      そのいやな感情が、つもり積もって認知症スイッチが入り、爆発する。

      認知症の人を、理解し受け入れることで介護はものすごく楽になる。

      ※経験上、自分の時間と人生を、
      認知症の人に奪(うば)われていると考えてる
      うちはうまく介護はできない。

      お読みいただきありがとうございます。

      今日が良ければ明日も良し(^_^)ノせばね~

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      最終更新日 : 2020-05-11

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