fc2ブログ

    介護日記 おとんナウ

    認知症の親を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

    Top Page › 在宅介護 心の救済 › 老いた母親と息子の距離感
    2023-08-25 (Fri) 06:51

    老いた母親と息子の距離感


    深呼吸日和

    ー 嫁の私 ー

    お立ち寄りありがとうございます。
    今朝は、涼しくなりました。
    アルツハイマー型認知症義理の親(妖怪後3)
    ふしぎな生活を共にする嫁の私です。
    気がついたことを書いています。

    老いた父親と息子(主人)は仲良しだったけれど、
    老いた母親と息子は微妙な距離感。

    なぜ?母親と息子の距離が縮まらないのか
    を書いています。


    できるにかえる
    ※押すと書いてますが、おかんは最近使えないことが多い。

    身内は、親子として長い年月をかけて積み上げた関係があるから、
    今の母親を、ありのまま受け入れるって難しいようです。


    認知症があるおかんは、自分の思いのままの行動をするんですね。
    楽しければ笑うし、嫌なことがあれば怒るという素直な行動なんです。

    しかし、その行動が、家族には困ったことにもなります。

    以前、家によく警察が来てたんです。(笑)

    おかんが、お腹を下したので、私は、いつもおかんが飲んでいる
    正露丸を飲んでもらいました。
    飲んでもすぐに、お腹の痛みは治りません。

    おかんは「嫁に毒を飲まされた」と警察を呼びました。
    (゚д゚)ビックリ

    それに、息子(主人)が二日酔いで、ぐったりしているときです。
    人相が怖かったようでしょうね。(笑)

    おかんは「家に泥棒がいるから、捕まえてほしい」と警察を呼びました。
    おかんは、自分の息子とわからず、警察に泥棒だといいはります。
    ほんと当時は、辛くて大変でした。

    今は、電話のかけ方を忘れたので、警察は来なくなりましたけど。

    今も昔も毎日が、マンガみたいな日常なんです。(´∀`*)ウハハ

    ゴミ屋敷にされたり、借金されたこともあります。
    (自己破産で解決してます)

    そんなことが積み重なって、おかんと息子の距離は微妙なんです。

    おかんが、息子に話しかけても「あっそう」「だから」片言しか喋らないし、
    それに腹を立てて、おかんが怒り出すという悪循環。

    おかんは、自分がやった事なんて忘れて、日々を楽しんでいます。
    息子も、積極的に忘れたら良いのにね。

    過去を引きずっても、心から楽しめないでしょ。

    親と過ごせる時間なんて、あっという間なんですよ。

    今の親を認めて、前にすすんで欲しいです。
    後悔しないためにも。

    おしまい。

    最後までお読みいただきありがとうございます。


    いつも応援ありがとうございます。
    (ランキングに参加してます)


    幸せを満喫中📷
    ベロだしたままクー
    平和は、相手と手をつなぐというシンプルなこと。


    距離を縮めてね🌷
    スポンサーサイト



    [Tag] * 認知症 * アルツハイマー * 義理の親 * おかん *  * 距離 * 警察 * 息子

    最終更新日 : 2023-08-25

    憧れと甘え * by マーニ
    母が入院して見舞った時の事です。
    医師からは長くないコトを知らされた後の病室、
    ベッドに臥せる母親の顔を覗き込んだ息子に母親の言葉、「ご飯は食べたか?」

    息子は勝気だった元気な母親の変わり過ぎた姿と声に返事も出来ないのです。

    親子は難しいのでしょう。
    良く理解している筈の相手の変化を受け入れられないのでしょう。そんな時には他人の振舞の方が優しく感じるモノかも知れません。

    ご主人の気持ち、幼い頃からの母親への気持ち、別人に見えた時の戸惑いかも知れません。
    最後には、それでも自分の親と、ありのままの姿を受け入れるのでしょうね。
    頑張って欲しいですね。


    Re: マーニ 様へ * by しまぽよ
    マーニ様おっしゃるとおり甘えと憧れかもしれません。
    しかし、姿形は変わったように見える親は、
    中身は今まで通りの親なんですよね。
    自分が病気だろうと、いつも心配するのは自分の子供のことです。
    無償の愛に気づいて欲しいのですが、プライドやら
    価値観やらで難しいのでしょうね。
    ほんとうに頑張って欲しいです。
    マーニ様いつも心にぐっとくるお話をありがとうございます。
    亡くなる前の実の母のことを思い出しました。

    しまぽよより

    こんばんは * by ichan
    難しい問題だと思います。
    ご子息は変わってしまった母親を素直に
    受け入れがたいのでしょうね。
    警察のご厄介とは、しまぽよさんも大変な
    目にあったのですね。

    No Subject * by なっつばー
    おかんさん自身も混乱の中にあったとき、毎日が大変でしたね。
    当事者にしかわからない苦しみがたくさんあったと思います。
    それを症状の一つと理解して前に進めたしまぽよさん。
    しっかり者の母親の変化について行けない息子さん。
    弟も同じでした。
    葬儀の時に涙する愛情があったのなら、生きているときに優しくしてほしかったけど、きっと当事者にはゆとりがなかったのでしょう。
    アルツハイマー型認知症の薬ができたそうですね。
    しっかりとした効果があるとよいなって思います。

    Re: ichan 様へ * by しまぽよ
    ichan様
    日々お疲れ様です。
    警察は、義理の父のときも何度もありました。
    勉強になりました。
    14年前に義理の両親が認知症を患って、
    わからないことだらけでした。
    ケアマネジャーが何を喋っているのかさえ
    わかりませんでした。(笑)
    当時助けてくれる人が誰もいなかったので
    独りで2人の介護しておりました。
    ゴミ屋敷も独りで2年かかりましたが片づけましたよ。(笑)
    借金問題で自己破産するのにも弁護士料が高くて驚きました。
    これも勉強になりました。
    大変なのは今も変わりません。
    ですが今はたくさんの方が助けてくれますし
    、知識もついてある程度理解してきたので心は楽ですね。
    たくさんの方が在宅介護していますから、
    私だけではないと思うと心強いです。
    認知症になっても見た目は変わったようにみえますが、
    中身は親のままです。
    そこに主人は気がつけないのです。
    色眼鏡で親をみてしまうんです。
    親の問題と自分の問題を分けて考えられないのです。
    大人になって欲しいと思います。(笑)
    長文失礼致しました。
    お忙しい中コメントありがとうございます。
    しまぽよより

    Re: なっつばー 様へ * by しまぽよ
    なっつさんおっしゃるとおり、親が混乱している時期は大変でした。
    当時、義理の両親2人が認知症をわずらい、
    親も私も初めてのことでパニックでした。
    親は記憶がなくなっていく自分自身を不安で
    不安でいろんなことにあたりちらしていました。
    私は仕事をやりながらの介護がなかなか
    慣れなくて争いばかりでした。(笑)
    身内からも近所からもひどい言葉をかけられました。
    当時嫁のせいで、親がおかしな行動をすると
    勘違いされてましたから。
    親も私も孤立してましたね。
    村八分ってやつです。(笑)
    私は地獄から抜け出すには、前進するしかないと思いました。
    なっつさんの弟さんも主人と同じ気持ちだったんですね。
    なっつさんも親と姉弟の間で大変でしたね。
    お疲れ様でした。
    私はアルツハイマー型認知症の薬は当てにしてないです。
    親にも飲ませたことないんですよ。
    アルツハイマーは老化と同じと思っていますので、
    老化を遅くできても完治は難しいと思います。
    いつもありがたいお話をありがとうございます。
    しまぽよより


    No Subject * by ほんなあほな。
    家の兄も、オカン、オトンとの関わり方に、見ていて??って思ったり、私に丸投げ??って思ったりしたけれど。
    きっと、親の老いを見たくなかったのかもしれません。もう、今となっては・・・なんですが。
    オカンさん、「自己破産」?!なんと、波乱万丈な(;^_^A
    まぁ、息子としての立場で考えたら、実の親だし、複雑なんでしょうが・・・、
    しまぽよさんが、奥さんでよかったなぁ。。

    Re: ほんなあほな。 様へ * by しまぽよ
    ほな。さんおっしゃるとおり誰でも老いた
    親をみるのは辛いものがありますね。
    みるのは辛いと、投げやりな態度でいたら親が亡くなった時、
    自分の行いを後悔して心の傷になるのが私は怖いのです。
    一生懸命介護しても亡くなった後、自分の行いを振り返るもんです。
    借金して身内に迷惑をかけた親でも、
    最後ぐらい優しい言葉をかけてあげてもいいのでは?
    と私は思うのです。
    ほな。さんいつもありがとうございます。
    しまぽよより

    Comment-close▲

    Comment







    管理者にだけ表示を許可

    憧れと甘え

    母が入院して見舞った時の事です。
    医師からは長くないコトを知らされた後の病室、
    ベッドに臥せる母親の顔を覗き込んだ息子に母親の言葉、「ご飯は食べたか?」

    息子は勝気だった元気な母親の変わり過ぎた姿と声に返事も出来ないのです。

    親子は難しいのでしょう。
    良く理解している筈の相手の変化を受け入れられないのでしょう。そんな時には他人の振舞の方が優しく感じるモノかも知れません。

    ご主人の気持ち、幼い頃からの母親への気持ち、別人に見えた時の戸惑いかも知れません。
    最後には、それでも自分の親と、ありのままの姿を受け入れるのでしょうね。
    頑張って欲しいですね。

    2023-08-25-12:28 マーニ [ 返信 * 編集 ]

    しまぽよ Re: マーニ 様へ

    マーニ様おっしゃるとおり甘えと憧れかもしれません。
    しかし、姿形は変わったように見える親は、
    中身は今まで通りの親なんですよね。
    自分が病気だろうと、いつも心配するのは自分の子供のことです。
    無償の愛に気づいて欲しいのですが、プライドやら
    価値観やらで難しいのでしょうね。
    ほんとうに頑張って欲しいです。
    マーニ様いつも心にぐっとくるお話をありがとうございます。
    亡くなる前の実の母のことを思い出しました。

    しまぽよより
    2023-08-25-18:00 しまぽよ [ 返信 * 編集 ]

    こんばんは

    難しい問題だと思います。
    ご子息は変わってしまった母親を素直に
    受け入れがたいのでしょうね。
    警察のご厄介とは、しまぽよさんも大変な
    目にあったのですね。
    2023-08-25-19:53ichan [ 返信 * 編集 ]

    No Subject

    おかんさん自身も混乱の中にあったとき、毎日が大変でしたね。
    当事者にしかわからない苦しみがたくさんあったと思います。
    それを症状の一つと理解して前に進めたしまぽよさん。
    しっかり者の母親の変化について行けない息子さん。
    弟も同じでした。
    葬儀の時に涙する愛情があったのなら、生きているときに優しくしてほしかったけど、きっと当事者にはゆとりがなかったのでしょう。
    アルツハイマー型認知症の薬ができたそうですね。
    しっかりとした効果があるとよいなって思います。
    2023-08-25-22:05なっつばー [ 返信 * 編集 ]

    しまぽよ Re: ichan 様へ

    ichan様
    日々お疲れ様です。
    警察は、義理の父のときも何度もありました。
    勉強になりました。
    14年前に義理の両親が認知症を患って、
    わからないことだらけでした。
    ケアマネジャーが何を喋っているのかさえ
    わかりませんでした。(笑)
    当時助けてくれる人が誰もいなかったので
    独りで2人の介護しておりました。
    ゴミ屋敷も独りで2年かかりましたが片づけましたよ。(笑)
    借金問題で自己破産するのにも弁護士料が高くて驚きました。
    これも勉強になりました。
    大変なのは今も変わりません。
    ですが今はたくさんの方が助けてくれますし
    、知識もついてある程度理解してきたので心は楽ですね。
    たくさんの方が在宅介護していますから、
    私だけではないと思うと心強いです。
    認知症になっても見た目は変わったようにみえますが、
    中身は親のままです。
    そこに主人は気がつけないのです。
    色眼鏡で親をみてしまうんです。
    親の問題と自分の問題を分けて考えられないのです。
    大人になって欲しいと思います。(笑)
    長文失礼致しました。
    お忙しい中コメントありがとうございます。
    しまぽよより
    2023-08-26-04:50 しまぽよ [ 返信 * 編集 ]

    しまぽよ Re: なっつばー 様へ

    なっつさんおっしゃるとおり、親が混乱している時期は大変でした。
    当時、義理の両親2人が認知症をわずらい、
    親も私も初めてのことでパニックでした。
    親は記憶がなくなっていく自分自身を不安で
    不安でいろんなことにあたりちらしていました。
    私は仕事をやりながらの介護がなかなか
    慣れなくて争いばかりでした。(笑)
    身内からも近所からもひどい言葉をかけられました。
    当時嫁のせいで、親がおかしな行動をすると
    勘違いされてましたから。
    親も私も孤立してましたね。
    村八分ってやつです。(笑)
    私は地獄から抜け出すには、前進するしかないと思いました。
    なっつさんの弟さんも主人と同じ気持ちだったんですね。
    なっつさんも親と姉弟の間で大変でしたね。
    お疲れ様でした。
    私はアルツハイマー型認知症の薬は当てにしてないです。
    親にも飲ませたことないんですよ。
    アルツハイマーは老化と同じと思っていますので、
    老化を遅くできても完治は難しいと思います。
    いつもありがたいお話をありがとうございます。
    しまぽよより

    2023-08-26-05:21 しまぽよ [ 返信 * 編集 ]

    No Subject

    家の兄も、オカン、オトンとの関わり方に、見ていて??って思ったり、私に丸投げ??って思ったりしたけれど。
    きっと、親の老いを見たくなかったのかもしれません。もう、今となっては・・・なんですが。
    オカンさん、「自己破産」?!なんと、波乱万丈な(;^_^A
    まぁ、息子としての立場で考えたら、実の親だし、複雑なんでしょうが・・・、
    しまぽよさんが、奥さんでよかったなぁ。。
    2023-08-26-19:06ほんなあほな。 [ 返信 * 編集 ]

    しまぽよ Re: ほんなあほな。 様へ

    ほな。さんおっしゃるとおり誰でも老いた
    親をみるのは辛いものがありますね。
    みるのは辛いと、投げやりな態度でいたら親が亡くなった時、
    自分の行いを後悔して心の傷になるのが私は怖いのです。
    一生懸命介護しても亡くなった後、自分の行いを振り返るもんです。
    借金して身内に迷惑をかけた親でも、
    最後ぐらい優しい言葉をかけてあげてもいいのでは?
    と私は思うのです。
    ほな。さんいつもありがとうございます。
    しまぽよより
    2023-08-27-04:30 しまぽよ [ 返信 * 編集 ]