私たちがついやした
努力だけの価値がある。
ー モーリ・アック ー
認知症夫婦ある日の出来事 嫁の私観察記録。
アルツハイマー型認知症義父母(共に要介護3)「火の不始末の対策をした」お話です

近所の人に「認知症の親がいます」
と伝えると必ず聞かれることがある。
「火の始末は、どうしているの?」
みなさん火事がこわいのは、嫁の私も同じです。
火事にならないための対策を伝えると安心してくれます。
認知症初期のころから対策している。
義母おかんは、料理はあまりしない。
義父おとんは、コーヒーが大好きだ。火をつかう。
お湯を、わかすためにガスの火をつける。
すぐにわかないので、その場から離れる。
はなれると火をつけたこと
自体わすれるので、よくやかんがこげた。
(認知症ルール記憶障害:話したこと、見たこと、行動したことも直後に忘れる。)
おとんは、タバコを吸う。
タバコに、火をつけるためガスコンロを使う。
タバコに、火がつくと満足し部屋にもどる。
ガスの火は、ついたままだ。
近いうちに家は、火事になるだろう。
ご近所様にも迷惑がかかる。
このままでは、いけないと思いすぐに大阪ガスに相談した。
24時間365日火の元を、見張ってくれる「くるぴこ」をつけた。
オール電化にすればよいかもしれないが、
おとんがガスコンロをつかえるのでやめた。
できることは、やってもらいたい。
認知症の人は、新しい物を使うのが苦手だ。
環境の変化もきらう。
(認知症ルール実行機能障害:下記参照)
火の始末の問題は、ガスだけではない。
おとんのタバコの火の始末だ。
これは、灰皿に水をいれた。
タバコの吸いがらを捨てられた時のために、
ゴミ箱にも水でぬらしたぞうきんをいれた。
燃えやすいものは、気がついたら片付けている。
ストーブは、昔からパネル式なので危なくない。
(元気な頃から電気ストーブでタバコに火をつけていたので変えた)
これで家族も近所の人も安心できる。
現在は、ガスコンロ自体わすれて使わない。
出かける時は、ガスの元栓を止めている。
火の始末は、自分たちだけの問題ではない。
先回りして工夫したおかげで、安心して認知症の両親と共にくらしてゆけるのだ。
<火の不始末のまとめ>
1.以前と同じメーカーの立ち消え防止機能つきガスコンロに変えた。
2.火災報知器を新しい物にかえた。
「くるぴこ」24時間365日ガスの見張り番。
(ガスをだしたままにしているとガス屋さんの方でしゃだんしてくれる。
まんがいちの時は警備の人がかけつけるシステム)
3.出かける時は、ガスの元栓をとめる。
(ガス台に、故障中のはり紙をする)
4.電気湯沸かし器ポットをおいた。
(現在、お湯は出せる。水を足すことができない。家族が水を足している。)
※料理を禁止すると不安や混乱をひきおこす可能性がある。
※認知症ルール実行機能障害:判断力、問題解決力の低下。
計画的に、だんどりをふんで行動することができない。
認知症の方は、最近の記憶がほぼありません。
おとんをみていると40年前からの記憶がぬけています。
例:テレビをつけるのに、リモコンをどう使えばよいかわからない。
紙パンツは、はくことができるが汚すと水で洗う。
パンツが紙だとわからない。昔、はいていた布のパンツだと思っている。
1.以前と同じメーカーの立ち消え防止機能つきガスコンロに変えた。
2.火災報知器を新しい物にかえた。
「くるぴこ」24時間365日ガスの見張り番。
(ガスをだしたままにしているとガス屋さんの方でしゃだんしてくれる。
まんがいちの時は警備の人がかけつけるシステム)
3.出かける時は、ガスの元栓をとめる。
(ガス台に、故障中のはり紙をする)
4.電気湯沸かし器ポットをおいた。
(現在、お湯は出せる。水を足すことができない。家族が水を足している。)
※料理を禁止すると不安や混乱をひきおこす可能性がある。
※認知症ルール実行機能障害:判断力、問題解決力の低下。
計画的に、だんどりをふんで行動することができない。
認知症の方は、最近の記憶がほぼありません。
おとんをみていると40年前からの記憶がぬけています。
例:テレビをつけるのに、リモコンをどう使えばよいかわからない。
紙パンツは、はくことができるが汚すと水で洗う。
パンツが紙だとわからない。昔、はいていた布のパンツだと思っている。
お読みいただきありがとうございます。
今日もハッピー介護です(^_^)ノまたね~。
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最終更新日 : 2022-04-06