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    介護日記 おとんナウ

    認知症の義父と義母二人を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

    Top Page ›  介護 福祉 医療 › これから介護施設で働くあなたへ
    2020-01-30 (Thu) 11:51

    これから介護施設で働くあなたへ

      仕事が面白い「ふり」をすると、

      それだけで仕事が面白くなるから妙だ。

      疲れをあまり感じなくなるし、

      きんちょうも解け、心配も和らぐ。

      ー デール・カーネギー ー

      認知症夫婦ある日の出来事。 嫁の私観察記録

      これから介護施設で働くあなたへ。

      介護福祉士(国家試験)を
      受けられた方もおられると思います。
      お疲れ様でした。

      世間では、介護職は3kと言われています。
      (キツイ・きたない・給料が安い)

      それでも、介護の仕事をしたいと言うあなた。
      ありがとうございます。

      そのあなたに、覚えてて欲しいことがあります。
      5分ほどお時間いただけますか?

      ショートステイ利用時のお話です。

      外出すると、水分を飲まないおかん。
      (尿もれが心配、トイレが面倒くさいから)

      ポカリ寒天を作り、おかんのいる施設へむかう嫁の私。
      ちょうどお昼のごはんの真っ最中。

      忙しくバタバタしている施設のスタッフさんたち。
      そんな中テレビ前で食事中のおかん。

      「おかん、これ作ったの味みてくれる?」
      「なんや それ?」

      「おかんの好きな寒天」
      「へえ~」

      よく見るとおかんは、ほとんど食べていない。
      そして、なにやら・・・におう。

      「おかんごめん。ちょっと付き合って」
      「どこへさ」
      「いいとこへさ」

      おかんを、トイレに連れて行く。

      ズボンをおろすと、
      ウンちゃんがはみ出している。
      いつから出ていたのか、
      腰のあたりのウンちゃんがかわいている。

      紙パンツを、やぶいてウンちゃんをふきとる。
      トイレに、すわるおかん。
      下半身ぬいでいるので、ハンカチをかける。

      「おかん、ちょっとすわってて。すぐズボン持ってくるから」
      「早よしてな」

      そこへスタッフさんが、トイレに来る。

      「すみません。ぼくが代わります。
      食事だったので、終わってからトイレに行こうと思ってました。」

      「じゃあ、あなたは
      うん〇こをつけたままごはんを食べるんですね」

      ・・・とは言えなかった。

      「大丈夫です。私がやりますので、
      ズボンを持ってきてくださいますか?」とお願いした。

      おかんの肌を洗浄し、着替えて食事の席にもどった。

      おかんが、ごはんを
      食べ始めたのでホッとする。

      先ほどのスタッフさんが、食事介助をしていた。
      おじぎして、施設をでた。

      施設の玄関には
      <「人」としての尊厳(そんげん)を、大切にできる場所>
      と書いてある。

      スタッフさんは、
      人員不足で忙しく仕事に追われ大切なことを忘れている。

      もしもおかんが、便をつけたまま食事をする。
      施設から帰宅後、どうなるか知っていますか?

      認知症は、記憶障害があります。
      行動したことじたいを忘れます。
      けれど、いやな感情だけ記憶にのこる。

      食事のとき便が、ついていた不快感が記憶にのこる。
      食事=不快感になる。

      家で、食事を拒否します。

      本人は認知症のせいで言葉では
      その不快感をあらわすことができない。
      そのため「拒否」であらわす。

      家族は、なぜ拒むのか?とまどい悩む。

      わからないから「拒否」を止めようと(否定ひてい)する。
      信じている家族に、否定されるので
      本人わかってもらえないとあばれだす。
      家族も本人も、苦しみます。

      介護される人や介護する家族の気持ちは、
      介護の仕事に就いても、教えてはもらえないと思う。

      メディアでは、施設での虐待(ぎゃくたい)報道ばかり。

      それでも、施設にたよらなければいけない
      家族がいることをあなたに覚えていてほしい。


      これから介護施設で働くあなたへ。

      どうぞ夢に向かって、自分の信念を忘れずに、
      人としてがんばっていただきたいです。
      応援しております。

      お読みいただきありがとうございます。
      介護猫
      私の癒やし↑

      <嫁の私のつぶやき>

      先日ケアマネさんが居宅サービス計画書を持ってこられました。

      そのとき「〇〇さん(おとん)やわらかい顔しているから、
      お嫁さんが、ちゃんと介護しているのがわかりますね」と言ってくれました。

      私は、それを聞いて心がすくわれました。

      ケアマネさんありがとう♡(^_^)ノまたね~ありがとうございます

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      最終更新日 : 2020-05-11

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