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    介護日記 おとんナウ

    認知症の義父と義母二人を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

    Top Page ›  介護 福祉 医療 › お風呂を拒み続ける義母。
    2020-01-27 (Mon) 00:00

    お風呂を拒み続ける義母。

    人生には 必要な事しか起こらない。

    今あなたを悩ませている事も、

    何かをあなたに伝えている。

    ー 作者不明 ー

    認知症夫婦ある日の出来事 嫁の私観察記録。

    アルツハイマー型認知症義母(要介護3)
    の生活をお手伝いさせてもらっている嫁の私。

    義母が、お風呂に入らないで
    困った事はありませんか?

    私はあります。
    無理に入浴はできない。

    だから臭い。

    へたれ
    <悩みのたね>

    落ち込んでいる。
    へたれな嫁の私。
    解決方法を、かんがえることにする。

    おかんは、元気な頃からお風呂がきらい。
    便がもれたときは、しぶしぶ入ってはくれる。

    それ以外は、あの手この手で入浴拒否。
    とうとう5日目だ。
    どうしたら入るだろう。

    おかんは、
    1日おき夕方に入浴してもらっている。
    おもに着脱と湯船の出入りを、介助する嫁の私。

    足の運動をするので、汗もかいている。
    (夕方、便もれもおおいため)

    「おかん着替えにいこう」(お風呂とは言わないおこるから)
    「めんどくさいからいやや」

    「汗かいてるからかぜひくよ。ついでに、かわやによってこ」
    (入浴まえに、必ずトイレに行く)

    排泄をすませ、脱衣所にはいる。
    丸イスに座ってもらう。

    「ここきらいや」
    「ごめん。すぐ終わるから着替えよう」
    おかんのくちに、あめ玉をいれる。

    「おいしいなぁ」
    「でしょ?血圧測るね」(入浴前に熱と血圧を測る)

    バイタルは、大丈夫。
    声かけしながら服をぬいでもらう。

    下から脱がして、
    上はできるとこまで自分で脱いでもら。(同時進行)

    脱いでいる途中でおかんは
    「めんどくさいぬがして」という。
    ものすごく服を、
    着こんでいるので脱ぐのもたいへんだろう。

    体に、傷はないか
    皮膚のチェックし、すばやく脱がす嫁の私。
    バスタオルを、体にかけてお風呂場へゆうどうする。

    おかんの歩き方は、すりあし。
    足をあげない。

    お風呂で、転ばないように
    嫁の私の上腕部につかまってもらい両手引きする。

    お風呂場のひき戸をあける。
    「しんでしまう~こんなとこいややぁぁ」と叫びくるう。

    おかんが、
    つかんでいる嫁の私の二の腕は、みるみる血だらけ。
    ぎゅ~と爪をたてて、くいこむ。
    痛くても手を、はなせない。(あぶないので)

    お風呂場の丸イスに座ってもらい手をはなしてもらう。
    「いややぁぁぁーーーー」
    桶(おけ)で、嫁の私をたたきまくる。

    「いやだぁ~いやだぁぁ死んでもいいのかぁぁ」
    イスから落ちそうになるので体をささえる。

    おかまいなしにたたいてくる。
    声を、かけてもまったく聞こえていない。
    目もあわせない。顔つきが恐い。

    やっとの思いで、脱衣所にもどってもらう。

    「こんなとこ来るくらいなら、しんだほうがマシだぁぁ」
    ばんばんたたいてくる。
    痛いのをがまんし、服を着せる。

    下着をつけたころから、おかんは静かになる。
    「おまえ早いな。もうおわったん?
    しぬかと思ったわ」とふつうに話しかけてくる。

    おちついたので足浴(足を温めあらう)と
    背中を拭いて脱衣所から部屋にもどる。

    おかんに、ポカリスエットを
    飲んでもらいお風呂場を片づけにいった。

    脱衣所の床に、排尿と血がおちているのをふいた。
    おかんが、お風呂に入らないのは
    嫁の私と信頼関係ができていないのでは?

    自分の腕の傷を、シャワーで流し消毒した。
    痛くてしみた。

    しばらく脱衣所から、でられなかった。
    ぼーっと立っていた嫁の私。

    いろいろ考え
    対策しなくてはならないのに、動けなかった。

    いつもなら、時間をおいてから
    もう一度おかんに挑戦するのだが・・きょうはむりだ。

    ひさしぶりに来た娘様に
    言われたことが、頭から
    はなれなかったせいかもしれない。

    「やくにたたない」と言われても、しかたがない。
    そのとおりだもの。

    こんな日は、何をやってもダメなのだ。
    つづく。

    お読みいただきありがとうございます。


    <嫁の私入浴拒否対策>

    ・アルツハイマー型認知症は入浴拒否が多い。原因をさぐる。
    ・目をあわせ笑顔で対応する。

    ・ひとつひとつの動作にていねいに声かけする。

    ・信頼関係が重要。
    ・お風呂が、気持ちの良い所とわかってもらう。

    ・あせらない、急がせない。

    ・お風呂に、入らなくても死なないと思い気長にまつこと。
    むりやりにお風呂にいれない。

    ・他の人に介助を変わってもらう

    記憶障害=入浴が必要な事だとわからない。
    入浴の仕方がわからない。

    見当識障害=お風呂場が、なにをするところかがわからない。

    失行=入浴の動作が、複雑で着脱が入浴がめんどくさい。

    認知症ルール=お風呂に数日前入ったことを、
    さっき入ったと自分に都合のいいように思っている。

    <お風呂場工夫>

    脱衣所に、おかんの好きな踊りのポスターを貼る。
    入浴前に排泄をすます。

    1.入浴後の着替え、汚物入れを脱衣所に置く。

    2.脱衣所が、寒くないようにする。(電気ストーブを置く)
    お風呂場との温度差がないようにする。(ヒートショックに気をつける)

    3.バイタル測定(熱、血圧、脈、SpO2顔色など)
    全身の皮膚状態チエック(きず、褥瘡など)する。

    4.転倒に気をつける。
    お風呂場は、素肌を出している傷つきやすい。すべりやすい。
    その人にあう方法で手すりやいすなど設置する。

    おかんの場合は、右手が悪い。
    手すりではなく(手をついて体を支える)丸イスを置いている。

    湯船につかるときは
    湯船のフタをたたんでいるとこに、
    腰をおろし片足づつはいる。

    そこからお尻をずらしながら、
    湯船の中に沈めているおけイスに座ってはいる。
    (立ち上がりやすい)

    うちは、お風呂場も湯船もせまい。
    経済的理由でリフォームはできない。家にある物で工夫している。


    おかんは、生活でかかせない事(食事排泄入浴)をいやがる傾向だ。

    認知症のせいなのか性格の問題なのかははっきりとはわからない。

    わかっていることは、
    嫁の私が頑張らなければいけないということだけ。

    つくし続けます(^_^)ノまたね~。

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    最終更新日 : 2020-05-11

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