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    介護日記 おとんナウ

    認知症の義父と義母二人を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

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    2020-01-13 (Mon) 14:18

    認知症のおとんの行動を探り徘徊対策。

    意味のないことを

    たくさんするのが、人生なんじゃよ

    ー さくら友蔵 ー

    認知症夫婦ある日の出来事 嫁の私観察記録。

    親がそとへ出ようとするのを止めて、
    なぐられたことは、ありますか?

    私はあります。認知症に無知だったから。

    <おとんのさんぽのお話です>

    おとんくつ

    おとんのさんぽコースは、8年間ほぼ毎日同じだ。
    寒い冬の朝でも
    「わしのいいところは健康で、きおく力がわるいとこ」
    おとんが出かける時のセリフ。

    家のうら戸(スタート)

    道路

    駅前の喫煙所

    踏み切り渡る

    バス停の灰皿

    コンビニの灰皿

    うら道の橋わたる

    駅前の喫煙所

    道路

    うら戸(ゴール)v(^_^)/
    おとんの散歩(徘徊)コースだ。

    このパターンを1日6~8回(1回約1時間)する。
    寝ている以外ほぼ徘徊している。
    一年中日焼けで、とても健康的だ。

    このさんぽの目的は、タバコの吸いがらを拾うことだ。
    嫁の私が、タバコを買ってあげていないでしょ?
    と思える行動だ。

    タバコは、山ほど渡してある。
    部屋には、おとん収集コレクションもかざってある。
    (100円ショップの透明のケースにすいがらを入れている)

    おとんは、たばこがあるこを忘れる。
    そしてまた徘徊し収集する。

    踏み切りをわたるので、
    事故でケガをすれば、たいへんだ。

    心配で心配でたまらない嫁の私。
    玄関にカギをかけることにした。

    外にでられないおとんは、まるで別人になった。

    大きな声をだし、包丁をふりまわす。
    窓をこわし、そとへ出ようとする。
    ふすまを、こわし部屋中あるきまわる。

    もう手がつけられない。
    どうしていいかわからない。
    家族みんなつかれた。

    嫁の私は、会社に休暇をもらった。
    しばらくおとんに、付き合うことにする。
    この頃は、ホンマにおたがいが、つらかった。

    休みをもらえたので、
    カギをかけるのをやめた。
    おとんに、好きなだけ出かけてもらった。
    その間、おとんのストーカーになった嫁の私。

    毎日毎日おとんを観察し、わかったことがある。
    ただ、吸いがらを
    集めに意味もなく歩き回っていたわけではなかった。

    認知症になる前は、社交的だった。
    それは、認知症になっても、
    出かけるのが好きなおとんのままだった。

    歩き回ることが、おとんには必要だった。
    それを、止めたおバカな嫁の私。

    歩くことにより、
    認知症による不安やストレスが解消されたのだ。
    すこしずつ笑顔が、もどるおとん。
    おとんの笑顔が好き。

    それからは、おとんに自由に徘徊してもらっている。
    行動をかんさつしたお陰で、
    対策方法も考えついた。(2年かかりましたが)


    認知症の介護は、究極(きゅうきょく)のなぞなぞだ。
    こたえの選択をまちがえると、たいへんなことになる。

    無関心にならず、相手をよくみて観察すること。
    失敗しても「まっいいか」と気楽に考え
    あきらめないこと。家族だからね。

    認知症の方は、いつも不安をかかえている。
    何が原因で歩き回るのかを
    しっかりみつけて、その人にあった対応をすることが大事です。


    <徘徊の対策>

    1.衣類下着などすべて名前と住所を書いた。

    2.出かける時、着るジャンバーやズボンに
    ケイタイ(GPS機能付き)をつける。

    スマホなどで今どこにいるかすぐにわかる。
    (首からかけると、おとんが無くす。袋を、ぬいつけ入れられるようにした。)

    3.毎日、おとんの写真をとる。
    (その日着ている服装。どこかに消えたときに役立つ。)

    4.近所の人、民生委員や地域包括センターに
    あらかじめ認知症のことを伝える。(世間の目を、気にしないでオープンにする)

    5.あんしんネットワークに事前登録する。
    (うちの市でやっている見守システム。見かけた時、声をかけてくれる。
    家族に連絡がくる。このシステムは、自治体や市役所で知りました。)

    6.本人に徘徊の理由を聞く。
    どんな理由でも、家族で共感すること。否定はしないこと。
    (本人を安心させる)
    以上


    認知症による行方不明者が年々増加している。
    (2019年1万7千人ごえ)

    自立してほしいが、踏み切り事故や高速道路の逆走事故などきりがない。
    そうならないためにふだんからの対策が、ぜったいに必要です。

    お読みいただきありがとうございます。
    わたしの経験が、みなさまのおやくにたてるとうれしいです。

    毎日元気で、いてくれることに感謝します(^_^)ノまたね~。

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    最終更新日 : 2020-05-11

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