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    介護日記 おとんナウ

    認知症の親を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

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    2022-09-16 (Fri) 15:03

    昔話は心である


    生き延びる才覚を学ぶ

    ー 嫁の私 ー

    お立ち寄りありがとうございます。

    アルツハイマー型認知症義理の親(妖怪後3)
    ふしぎな生活を見守る嫁の私です。
    気がついたことを書いています。

    同じ戦後でも、生き方はひとりひとりが違うんですね。

    ネコ付き合い

    昨夜は、友人とそのお母様(89歳)が遊びに来ました。
    お母様のお話が、とても心に残ります。

    お母様が幼い頃、家の近くにアメリカの飛行機が落ちて来たそうです。
    のぞいたら、操縦士が女の人でたいへん驚かれたと。


    戦後、お母様は子供を抱えながら、布団に綿を詰める仕事をされます。
    お針子さんという職業です。

    笑いながら「こんなんやで」手をみせてくださいました。
    指の関節が、曲がったままゴツゴツしています。

    私の祖母も、年末に布団の綿の入れ替えをしていたことを覚えてます。

    昔は、「使い捨て」という贅沢品はなかったんですね。

    古くなった綿を天日干しをし、ふっくらさせます。
    それを詰め直して、再び布団をつかうのです。
    心良い暮らしでした。

    お母様は、目を輝かせながら、お針の仕事を何度も話してくれます。
    大切な宝物なんでしょうね。


    うちの義理の母おかんといえば、若い頃ほとんど
    仕事をしたことがないそうです。

    祖父が自分を可愛がってくれて、何不自由なく暮らせたといいます。

    「結婚して失敗したんや、カラーテレビも買ってもらえなかった」
    とぼやいてます。

    おかんの浪費癖や子供の気持ちを考えない所は、幼い頃からの
    暮らしが関係しているのではないでしょうか。


    同じ戦後でも、こんなにも、考え方や暮らし方が違うのですね。
    昔話って、本人の心の根底がよくわかると思いました。

    おしまい。

    最後までお読みいただきありがとうございます。

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    夕飯のおかず
    明日もいい日ですよ。
    (^_^)/せばね~

    子の心、親知らず🌷
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    最終更新日 : 2022-09-16

    No Subject * by なっつばー
    布団の打ち直しは、近所にお布団屋さんがあって店先で見ているのが好きでした。
    祖母も家で打ち直ししていましたよ。
    広げた布団綿を、袋状になってる布団生地に詰め込む作業が面白かったです。
    何だか魔法みたいに布団が出来上がっちゃうんですよね。
    お醤油屋さんも、瓶を持って買いに行くとその場で詰めてくれました。
    今みたいにスーパーマーケットがなかった時代には、作り手の姿が近くにあって良かったです。
    そして子供が一人で見に行っても、誰も邪魔にしなかった。
    地域の子どもって感じで、みんなが知っている間柄でしたね。
    あれ、私もオバーチャンの昔話ですね。(笑)

    Re: なっつばー 様へ * by -
    なっつさんいつもありがとうございます。
    うちの実の母も、言ってました。
    ビンを持って、お醤油を買いに行く・・・
    母はそれがとても嫌だったって。w
    私は、家が建っていく過程が好きでよく見にいきました。
    完成すると、お祝い餅をまくから拾うの楽しかったです。
    大人は誰も怒らないし、よく見なさいと。
    素敵な時代です。

    懐かしいです。
    なっつさん、素敵なお話をありがとうございます。
    また聴かせてくださいね。

    しまぽよより

    No Subject * by ほんなあほな。
    あら、夕飯のお魚、大漁~♪

    私が子供の頃、家のオカンも布団の綿の入れ替え、打ち直しをしていました^^
    大掃除では、畳も上げて、畳の下の新聞紙を入れ替えて、畳は干して、パンパンしたり。思い出しました^^v

    Re: ほんなあほな。 様へ * by -
    ほなさんいつもありがとうございます。

    うちも畳をパンパンたたく、新聞ひいてありました。
    懐かしい思い出は、宝箱をあけるような感じですね。
    大人になった私は、畳をパンパンたたかなくなりましたよ。
    少し寂しい気がします。

    ほなさんのお陰で、私も思い出しました。幸せです。
    ありがとうございます。

    しまぽよより

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    No Subject

    布団の打ち直しは、近所にお布団屋さんがあって店先で見ているのが好きでした。
    祖母も家で打ち直ししていましたよ。
    広げた布団綿を、袋状になってる布団生地に詰め込む作業が面白かったです。
    何だか魔法みたいに布団が出来上がっちゃうんですよね。
    お醤油屋さんも、瓶を持って買いに行くとその場で詰めてくれました。
    今みたいにスーパーマーケットがなかった時代には、作り手の姿が近くにあって良かったです。
    そして子供が一人で見に行っても、誰も邪魔にしなかった。
    地域の子どもって感じで、みんなが知っている間柄でしたね。
    あれ、私もオバーチャンの昔話ですね。(笑)
    2022-09-18-01:06なっつばー [ 返信 * 編集 ]

    しまぽよ Re: なっつばー 様へ

    なっつさんいつもありがとうございます。
    うちの実の母も、言ってました。
    ビンを持って、お醤油を買いに行く・・・
    母はそれがとても嫌だったって。w
    私は、家が建っていく過程が好きでよく見にいきました。
    完成すると、お祝い餅をまくから拾うの楽しかったです。
    大人は誰も怒らないし、よく見なさいと。
    素敵な時代です。

    懐かしいです。
    なっつさん、素敵なお話をありがとうございます。
    また聴かせてくださいね。

    しまぽよより
    2022-09-18-05:07  [ 返信 * 編集 ]

    No Subject

    あら、夕飯のお魚、大漁~♪

    私が子供の頃、家のオカンも布団の綿の入れ替え、打ち直しをしていました^^
    大掃除では、畳も上げて、畳の下の新聞紙を入れ替えて、畳は干して、パンパンしたり。思い出しました^^v
    2022-09-18-10:54ほんなあほな。 [ 返信 * 編集 ]

    しまぽよ Re: ほんなあほな。 様へ

    ほなさんいつもありがとうございます。

    うちも畳をパンパンたたく、新聞ひいてありました。
    懐かしい思い出は、宝箱をあけるような感じですね。
    大人になった私は、畳をパンパンたたかなくなりましたよ。
    少し寂しい気がします。

    ほなさんのお陰で、私も思い出しました。幸せです。
    ありがとうございます。

    しまぽよより
    2022-09-18-17:03  [ 返信 * 編集 ]