歩歩是道場
(日々の暮らしが道場である)
ー 嫁の私 ー
お立ち寄りありがとうございます。
アルツハイマー型認知症義理の親(妖怪後3)
ふしぎな生活を見守る嫁の私です。
認知症の親から学ぶことを書いてます。
あなたは、心豊かに暮らしてますか?

義理の親は、認知症を抱えているからと、不幸ではないのです。
今、その瞬間を楽しんでいます。
認知症を患っていなくても、地位や物質、お金が満たされているが
故に苦しんでいる人もいます。
うちは経済的、病気など不安はありますが、親はそれよりも、
多くの喜びをみつけるのが上手なんですね。
例えばです。
おかんは、散歩に出かけると野花を摘みます。
花が折れてしまうこともあります。
けれどおかんは、折れても捨てずに、持ち帰えるんです。
持ち帰ると、折れた部分に、セロハンテープを貼ります。

可愛そう、私のせいだからと治そうとします。
おかんは、心が豊かで、とても優しい。
今、あるもので、十分楽しむのです。
私は、ムダなことしないで、新しい花を摘めばいいのに、
そう思ってました。
なんて、心が貧しいのでしょう。
自分に、がっかりしますね。
人は便利だからといって、与えられたものに頼っていては、
楽しみ方を忘れるんです。
もちろん、便利なのは助かりますんで、否定はしませんよ。
それが、すべてになってはいけないということです。
人間の心は、物質だけでは、けっして豊かには、なれないのです。
むしろ、欲していない苦労や不足が、たとえようもない
喜びを生むこともあります。
親は認知症を抱えていても、お金では買えないことを教えてくれます。
おしまい。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
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いつもありがとうヾ(o´∀`o)ノ

認知症で高齢の親だけど、素敵な発見がありますよ。
明日もいい日です。(^_^)/せばね~
楽しみ上手は老い上手🌷
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最終更新日 : 2022-09-11
Re: なっつばー 様へ * by -
私もそう思います。
歳を重ねたこそです。
祖母さまもお母様も、心強い優しさを持っておられたのですね。
そうでなければ生きていけない時代でしたもの。
なっつさんも、親の心意気を受け継いでいると
感じます。
いつも家族のために一生懸命になれるって素敵なことだなと思ってます。
なっつさんいつもお付き合いくださりありがとうございます。
しまぽよより
歳を重ねたこそです。
祖母さまもお母様も、心強い優しさを持っておられたのですね。
そうでなければ生きていけない時代でしたもの。
なっつさんも、親の心意気を受け継いでいると
感じます。
いつも家族のために一生懸命になれるって素敵なことだなと思ってます。
なっつさんいつもお付き合いくださりありがとうございます。
しまぽよより
子供の頃、野の花を摘んで帰ると祖母は喜んで仏様に飾ってくれました。
母は彼岸花とか摘んでいくと縁起が悪いといいましたが、祖母はただニコニコと飾ってくれるのです。
それが嬉しくて、嬉しくて。
孝行する前に他界してしまったのが残念です。
母は現実的な人でしたが、戦後を生き抜くには必要なことでした。
私はふたりの良いところをもらいそこなっているのかもしれません。