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    介護日記 おとんナウ

    認知症の義父と義母二人を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

    Top Page ›  介護 福祉 医療 › 落ち込んでいるヒマはない。
    2020-01-10 (Fri) 10:59

    落ち込んでいるヒマはない。

    今晩一晩がまんしなさい。

    そうすれば、この次はこらえるのが楽になる。

    そして、その次はもっと楽になる

    ー シェイクスピア ー

    認知症夫婦ある日の出来事
    嫁の私観察記録。

    仕事が休みの日は、
    なるべく介護サービスを使わない嫁の私。
    家族水入らずがいい。

    しかし休みの日にかぎり事件はおきる。


    おかんの足の運動しながら
    買い物へ行って帰宅した時だった。

    なぜか台所の電気(LED)が、床に落ちていてバラバラ。

    割れた

    暗いので流し台の小さい蛍光灯(けいこうとう)をつけ
    おかんをイスにすわらせた。

    「あ~つかれたわたし寝るわ」
    「うん手伝う。もうすぐ夕飯だからぐっすり寝ないでね」

    着替えをするため
    おかんの部屋まで手引きで歩いてもらう。
    「トイレはだいじょうぶ?」
    「だいじょうぶ」

    部屋に行くと
    おとんが、おかんのベットで寝ている。

    「おと~ん起きて、おとん起きて~ねえ?」
    「ああ・・」おとんの反応がおかしい。

    「おとん寝ぼけているの?」
    ゆっくり体を起こし
    自分の頭をさする。

    「あたまが痛いんや」
    「へっ?なんでかぜでも・・あっ!電気だ」
    「頭見せてよ・・げっ」
    後頭部がアザになっている。

    「どないしたの?」
    「ん~わからん。ドアあけてぶつけたんかな?」
    いやいや・・ドアなら頭の前が、青くなるはずだ。
    うしろって?

    それより病院だ。
    まんがいち転んでいたらたいへんだ。
    頭の検査しなきゃ。

    病院と娘様に電話いれる。
    おかんに横になって休んでもらい。
    おとんに出かける準備をしてもらう。

    その間に、娘様の所に行き保険証を借りてこよう。
    おとんを連れて、娘様とこによって病院へ行きたいが、
    連れて行くと怒られる可能性大。

    連日、病院へ行くはめになるとはトホホ。

    けっきょく、
    診察ではだいじょうですと、
    1週間様子みて頭痛いようならまた来てくださいと言われた。
    「わし悪いところなんてないもん」と笑ってた。

    なんともなくて良かった。
    ほっとした。
    ほっとしたとたん
    なぜかボロっと涙がこぼれた。

    おとんに、けがをさせてしまった。

    介護がんばると決意したのに
    ちゃんと見守りが、できていなかったせいだ。
    だいじょうぶだと勝手に
    甘い考えでいたからだ。

    お正月さえ
    顔をみせない娘様にも
    小言を言われるしまつ。

    おとんだって、元気に見えるがいい年だ。
    家で、安全に暮らすために何か考えなくてはならない。

    支払いをすませて、
    おとんを送ったあとすぐ娘様に保険証をかえしに行った。

    家に帰ると、みんなが食卓の席にすわっていた。
    おかんが、自分でキッチンまで歩いてきたそうだ。

    「がんばったねおかん。やるやん」
    「そうやがな」とほほえむ。

    こうやって家族そろって、
    ごはんを食べるのが、嫁の私のしあわせ。

    いつまで在宅介護を
    つづけられるか今はわからないけど、
    家族のしあわせを守りたい。

    落ち込んでなんていられない。
    自分にまけるな嫁の私。

    あっ!電気を買うの忘れた(T_T)。

    お読みいただきありがとうございます。

    家族で食事

    <介護のつぶやき>

    おとんは自分が建てた家を自慢する。(笑)
    家が大好きだ。
    できるなら施設には、入れたくない。

    24時間365日対応の
    臨機応変(りんきおうへん)介護サービスってないのかな?
    (^_^)ノまたね~ありがとう。

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    最終更新日 : 2020-05-11

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