fc2ブログ

    介護日記 おとんナウ

    認知症の親を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

    Top Page › 認知症 対応 › 不適切なケアについて考える
    2022-08-06 (Sat) 04:31

    不適切なケアについて考える


    皆がやっているから

    正しいとは限らない

    ー 嫁の私 ー

    お立ち寄りありがとうございます。
    アルツハイマー型認知症義理の親(妖怪後3)
    不思議な生活を見守る嫁の私です。

    施設や病院と違って自宅の介護は、
    知識や理解が不足しています。

    良かれと思ってやったことが、虐待に
    つながることもあるのです。

    あなたは、自分のケアの間違いに
    気がついていますか?

    不適切なケアとその理由を箇条書きしています。

    介護される側

    <不適切なケアとは?>

    テレビの前に、ずっと座らせておく。

    ※なぜ、この対応をしたのか?

    おぼつかない足でウロウロされては、危ないと思い座らせていた。

    ※なぜ?この対応が不適切なケアなのか?

    ・安全と思っていたが、親本人の行動を抑えて拘束している。
    自由を奪っていた。足腰がよわくなる。

    ・テレビを視ているだけでは、脳に刺激がない。
    ・孤独感を強めてしまい、ネガティブな発言が
    でやすくなることがわかった。
    ・被害妄想につながる。

    ・間違いを注意する。

    ※なぜ、この対応をしたのか?
    ・「間違いを注意すればできるようになるのではないか」
    と期待した。

    ※なぜ、この対応が不適切なケアなのか?

    ・そもそも覚えられない人に、注意することは嫌がらせである。
    ・注意されて、喜ぶ人はいない。
    ・注意を続けることで、本人を怒らせている。
    ・注意しても、間違いは改善されない。


    不適切なケアだと、気づくのは容易なことではありません。

    たとえ必要なケアでも、親本人が嫌がっていれば、
    もしかしたら相手を傷つけているかもしれないと
    自分を疑うことが必要です。


    不適切なケアを知ることで、あとでやり直したり、
    フォローもできるでしょう。

    適切なケアをすることで、いい関係を保てるし、
    負担も軽減できます。

    おしまい。

    ここまでお読みいただきありがとうございます。


    いつもありがとう(^∇^)ノ

    <補足>
    <不適切なケアとは?>
    病気になる前の家族関係で、わざと不適切になる場合もあるのではないかと思う。
    例えば、介護される側が、毒親だったり、嫁いびりがひどかったりと。
    夫が奥さんだけに介護をおしつけるとか。
    在宅介護で不適切なケアを、改善するのは難しいのではないだろうか?
    いちばんケアで怖いのは、無関心になることです。


    ・時間がないからと、本人ができることを奪う。(本人に着がえさせないなど)
    ・認知症だからと、孫にあわせない。
    ・声をかけずに急に、車椅子を押した。
    ・介護する者の都合にあわせてもらう。
    ・何日もお風呂に入っていないからと、無理矢理入浴させた。
    ・忙しいからと、親本人の話を後回しにする。
    ・食べないからと、茶碗におかずをのせる。
    ・健康に悪いからと、お酒やタバコをとりあげる。
    ・大きな声で、便の話をする。(配慮が足りない)


    安全や健康を優先しすぎると、不適切なケアになりやすい。
    親を傷つけていないか、考えながらケアしてゆきたいです。



    食べてもらえない2
    私のジップロック漬物

    良かれは余計なお世話🌷
    スポンサーサイト



    最終更新日 : 2022-08-10

    No Subject * by ほんなあほな。
    咥えた箱に、缶コーヒー、
    ダンディー防止に、多分、カメラ目線♬
    よっ!おとんさん、カッケ~~^^//

    不適切なケア、要は管理する側の便宜、楽さ・・なんだけど、
    そこに頼ってしまう気持ちも、解らなくはない現実・・・公と民の兼ね合いが難しいねぇ


    Re: ほんなあほな。 様へ * by -
    ありがとうございます。
    おとんカッコイイでしょ。w

    適切に介護ができると、問題は起きにくいのだけれども、介護する側も人間だし、その時の感情や健康などで、左右されてしまう。

    ほんと難しいです。

    ほなさんいつもありがとうございます。
    しまぽよより

    No Subject * by なっつばー
    お父様、リラックスしていますね~。
    お散歩休憩の一服はおいしいでしょうね。
    余裕すら感じます。

    高齢者への接し方は、子育て世代にも共通することがありますね。
    できることを奪ってしまってはいけないのは一緒だと思うのです。
    来た道、行く道、どちらも大事です。

    Re: なっつばー 様へ * by -
    そうなんですよね。
    できることを奪うと、すぐにできなくなってしまいます。

    しかし、症状のせいで、通常の高齢者の3倍遅いので5分ほどの距離を20分以上かけて散歩しております。
    私は忍耐力がつきます。

    なっつさんいつもありがとうございます。

    しまぽよより

    Comment-close▲

    Comment







    管理者にだけ表示を許可

    No Subject

    咥えた箱に、缶コーヒー、
    ダンディー防止に、多分、カメラ目線♬
    よっ!おとんさん、カッケ~~^^//

    不適切なケア、要は管理する側の便宜、楽さ・・なんだけど、
    そこに頼ってしまう気持ちも、解らなくはない現実・・・公と民の兼ね合いが難しいねぇ

    2022-08-06-21:11ほんなあほな。 [ 返信 * 編集 ]

    しまぽよ Re: ほんなあほな。 様へ

    ありがとうございます。
    おとんカッコイイでしょ。w

    適切に介護ができると、問題は起きにくいのだけれども、介護する側も人間だし、その時の感情や健康などで、左右されてしまう。

    ほんと難しいです。

    ほなさんいつもありがとうございます。
    しまぽよより
    2022-08-07-10:51  [ 返信 * 編集 ]

    No Subject

    お父様、リラックスしていますね~。
    お散歩休憩の一服はおいしいでしょうね。
    余裕すら感じます。

    高齢者への接し方は、子育て世代にも共通することがありますね。
    できることを奪ってしまってはいけないのは一緒だと思うのです。
    来た道、行く道、どちらも大事です。
    2022-08-07-16:35なっつばー [ 返信 * 編集 ]

    しまぽよ Re: なっつばー 様へ

    そうなんですよね。
    できることを奪うと、すぐにできなくなってしまいます。

    しかし、症状のせいで、通常の高齢者の3倍遅いので5分ほどの距離を20分以上かけて散歩しております。
    私は忍耐力がつきます。

    なっつさんいつもありがとうございます。

    しまぽよより
    2022-08-07-18:12  [ 返信 * 編集 ]