ボケ予防より、老老介護の備えでしょ?
ー 嫁の私 ー
お立ち寄りありがとうございます。
アルツハイマー型認知症義理の親(妖怪後3)
不思議な生活を見守る嫁の私です。
私が介護をはじめた頃より、介護される方が増えました。
老老介護されている友人のお話です。

私は、早朝散歩をしています。
散歩で、顔見知りになった高齢の奥さんがいるんですね。
知り合って10年になるのかな?
その方も、在宅介護をされています。
介護の大先輩です。
私は、この奥さんから、いつも勇気をもらいます。
その方と去年の秋から、お目にかかれなくなったのです。
それが今朝、ようやく一年ぶりに、会えました。
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
奥さんは、おひとりでご主人の介護をされています。
今で言う老老介護。
ご主人が嫌がるため、介護サービスもつかっていないのです。
ご主人は、体の自由がきかない寝たきりの状態です。
病名は、きいていません。
働いていた頃は、役がついたお偉いさんで、近所でも
評判が良いご主人だそうです。
私は、奥さんしか話を聴いていませんが、
よい印象はありません。
認知症ではないそうですが、結婚してから奥さんは、
名前を一度も呼ばれたことがないそうです。
懸命に介護されても、けなされつづける。
それでも奥さんは、私のやり方が悪いのだと謙虚なのです。
奥さんの心配(愛)している気持ちは、ご主人には
伝わらないのでしょう。
排泄だって、お風呂を入れるのだって、高齢の奥さんには
とてもつらくたいへんなはずです。
私が奥さんなら、主人を放り出して逃げていると思います。
それが去年、秋が終わろうとした頃です。
さいごに奥さんとあったとき、顔がボヤんやりされ
目はどこを見ているのかわからない状態。
心ここにあらずという感じです。
その日を境に、奥さんとあうことができませんでした。
散歩で会うだけでしたが、おなじ在宅介護の身。
心配でした。
今朝ようやく会えました。
数ヶ月ぶりに見た奥さんは、霧が晴れようにすっきりとした顔です。
ご主人が亡くなられ、自分は心療内科に通っているのだとか。
ご主人は、奥さんの愛を知らないまま
亡くなられた。
けれど奥さんは、最後までご主人を看取られる。
そう考えると、なんか切なくなりました。
68歳から始まった介護、お一人で10年。
それが良いとか、悪いとか関係なしに、
もう~すごいとしか言えません。
私は、親の介護で苦しいとき、この奥さんと出会い
心が救われました。
だから、幸せでいてほしい。
これからは、自分自身のために生きてと、願うばかりです。
お疲れ様でした。
しまぽよより
ここまでお読みいただきありがとうございます。

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<ミモザ(アカシア)花言葉は友情>
在宅介護のやり方は、人それぞれだと思います。
自分が幸せなら、どんなやり方でも
良いのではないでしょうか?
どうぞ健やかにお過ごしくださいますように。
いつもありがとうございます。
(^_^)/せばね~
人生の先輩は強い🌷
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最終更新日 : 2022-08-04
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Re: ほんなあほな。 様へ * by -
一世代昔の男子は、仕事命の人が多かったから
女は黙ってついてこい、みたいなノリ?だったのかもです。
奥さん想像を超えるくらい、本当に頑張ったと思います。
ほなさんコメントありがとうございます。
しまぽよより
女は黙ってついてこい、みたいなノリ?だったのかもです。
奥さん想像を超えるくらい、本当に頑張ったと思います。
ほなさんコメントありがとうございます。
しまぽよより
Re: - 様へ * by -
愛ですよね。
人によって、愛の表現が残酷になるのかも
しれませんね。
コメントありがとうございます。
しまぽよより
人によって、愛の表現が残酷になるのかも
しれませんね。
コメントありがとうございます。
しまぽよより
男子がお偉いさんであればある程、
実生活でも、威張りちらし、
実は、ご近所・ご家庭のコミュニテーでは、その威張るのは、なんの役にも立たんって、気が付かないんでしょうね。
ご近所の奥様、よく、頑張られましたねぇ。
これからも、しまぽよさんとお散歩途中で顔を合わせる機会がありますように。。