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    介護日記 おとんナウ

    認知症の義父と義母二人を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

    Top Page ›  介護 福祉 医療 › ごはんを食べないおかん。(食べない原因と対処法)
    2019-12-31 (Tue) 00:00

    ごはんを食べないおかん。(食べない原因と対処法)


      もぐもぐ・・ぺっ。
      もぐもぐ・・ぺっ。

      煮る
      焼く
      きざむ
      蒸かす

      調理は工夫が大事なの

      もぐもぐ・・ぺっ。
      もぐもぐ・・ぺっ。

      お口をあけてあ~ん
      お口をあけてあ~ん

      食事は時間がかかります

      もぐもぐ・・ぺっ。
      もぐもぐ・・ぺっ。

      ー 嫁の私 ー
      食べない

      認知症夫婦ある日の出来事。嫁の私観察記録。

      せっかく作った食事を、食べてもらえず
      がっかりしたことはありませんか?

      私はあります。
      楽しいはずの食事の時間が、ストレスになります。

      おかんは、ごはんを食べてくれない。

      コシヒカリだろうが、
      あきたこまちだろうが、
      おかんには関係ない。

      右手を、骨折してから食べなくなった。
      治ったら食べると思っていた嫁の私。

      しかし食べない。

      このままでは・・。

      体力なくなる

      フラフラで転ぶ

      寝たきり

      あの世(゚Д゚)ヤバイ

      なにか食べさせる方法はないのか・・・。

      (^_^)そうだわ💡
      右手が、悪いからハシが持てないのでは?

      スプーンにしてみた。
      スプーンの持つところが
      細くて持ちにくいのでハンカチを巻いた。

      しかし・・ごはんを食べてくれない。
      スプーンは、持つけど食べてくれないおかん。
      悔しい(T_T)チキショーーー。

      じゃあこれはどうだ。
      ごはんを、にぎっておにぎりにした。

      おにぎりと言えば日本の心だ。
      日本人は、おにぎりが大好きだ。

      おかんが、おにぎりをもつ。
      あっ、口に入れてくれた。
      バンザーイ(^_^)ノ。

      もぐもぐ・・ぺっ。
      おにぎりを吐きだすおかん。
      がっかり・・。

      食べないのではなく、食べられないのでは?

      「おかん、ごはんかたいかな?お茶づけにする?」
      「お茶づけにする」
      「じゃお茶をかけるよ、はいどうぞ」

      おかんに、スプーンとお茶づけをわたす。

      おかんは、スプーンを置いて
      お茶わんごとズルズルズ~ルと飲みこんだ。

      ゲホっゲホっとむせる。
      あわてる嫁の私、

      おかんの背中をばんばんたたく。
      ゲホっとごはん粒を吐きだす。
      ゼイゼイしながら、「ごはんいらん」。

      この日は、
      エンシュアリキッド(経管栄養剤)をのんで休んでもらった。

      おかんは、せんべいは
      食べるけど、ごはんは食べない。
      どうしてなんだぁぁーーーー。

      おかんに、何が食べたいと聞いても
      「なんでも食べる」と答えるが・・。

      牛乳、くだもの、とり肉、緑黄色野菜など
      きらいで食べないおかん。
      好きなものはせんべい、味の濃いもの。

      昔から食べていて、やわらかくて、
      栄養がとれる物は・・・そうだ!

      家庭の味カレーライスだ。
      昔、西城秀樹さんが、
      CMしていたハウスバーモンドカレーだ。

      さっそく作り出す嫁の私。
      野菜は、形がなくなるまで煮こむ。
      匂いが、食欲をそそる。
      ごはん軟飯(やわらかめ)にたきカレーをかけた。

      「おかん、
      むかし子供たちにカレーライス作ったよね。
      おなじ味か、味みてくれないかな?」
      おかんがスプーンをもって、口にいれる。

      もぐもぐ、もぐもぐ、ごっくん。
      おかんが飲みこんだ。
      やっと食べてくれた。
      うれしーーい良かった。

      ぜんぶは、食べなかったけどこれでよし。
      食べる第一歩。

      食事を楽しめるまで
      ゆっくり長い目でみていこう。
      おかん食べてくれてありがとう。


      <食べない時の対処法>

      認知症になると、たべる物が
      わからなくなります(認知機能低下)。

      まずは、なぜ食べないのか?たべれないのか?
      原因をさぐることが大事です。
      人によりちがいます。
      その人を、よく観察することです。

      <食べない原因>
      1認知症のせいで食べ方、食べ物がわからない。

      2体調がわるくないか?

      3食事の環境はよいか?
      (部屋がくさい。テレビがうるさくておちつかない。
      テーブルの高さがあわない。食器がもちにくい。
      座る姿勢はいいか?噛めるか?など)

      4服薬の影響はないか?
      (副作用で眠たい、ゲリでたべたくないなど)

      ※やってはいけないこと。

      怒らない。ムリに食べさせない。

      本人の視界に入らないところで、話しかけない。
      目の前でゆっくりはなすこと。

      ※食事はたのしむものとわかってもらう。

      ※食事を工夫する。
      (嚥下状態飲み込みが悪いときは、
      とろみをつけたり、きざむ。盛り付けをいろあざやかにするなど)

      ※介護食宅配弁当を活用する。
      (市役所でもやってます。ケアー・マネージャーさんに聞くと教えてくれます)

      1日やることがない高齢者にとっては
      食べることだけが楽しみです。
      食べられないと楽しみも体力もなくなります。

      原因をさぐり食事の工夫がとても大事です。
      (その工夫に悩みます)

      介護する側はたいへんです。

      食べられないときは
      イライラするまえに、
      ケアー・マネージャーさんや栄養士さんに相談しましょう。

      お読みいただきありがとうございます。

      皆様に助けられ、
      おかげさまで良い年をむかえられそう感謝感謝の気持ちです。
      ありがとうございます。
      (^_^)ノ来年もよろしくお願いします。

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      最終更新日 : 2020-12-20

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