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    介護日記 おとんナウ

    認知症の親を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

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    2019-12-29 (Sun) 07:47

    褥瘡ができちゃたぁぁ。(床ずれ予防方法)


      人は
      誰にも言えないような
      過ちも失敗もたくさんある。

      温室育ちで無い限り
      人生は、試行錯誤(しこうさくご)
      のくりかえしなのだ。

      がんばれ自分。

      ー 嫁の私 ー

      認知症夫婦ある日の出来事
      嫁の私観察記録。

      褥瘡(じょくそう)ができちゃいました。

      できちゃったもんは、しかたないのだ。
      失敗は成功のもと。

      ごめんねおとん。
      ちゃあラップ

      電話が、つながらない。
      病院は休みらしい・・。年末だからね(-_-)。

      こんな時に限って、予想外なことが起きるのだ。

      昨夜おとんが、お尻が痛いと言う。

      「どれ、痛いとこ見せて」
      「いやだ。痛いだけだもん」
      「痛いなら薬つけないとね、見せて」
      「いやや」のくりかえし。

      やっとみせてもらうと、、、エエエエエエっ(゚Д゚)なんで??

      「見たくない人注意。褥瘡(じょくそう)画像あり↓↓」

      褥瘡
      褥瘡ができている。
      なんでお尻にできるの???
      ※褥瘡ができやすい部分→肩、仙骨、かかとなど
      骨がでているところ。

      <褥瘡ができた理由>

      おとんは寝たきりではない。
      どちらかというとよく歩き回る。(徘徊している)

      お尻の褥瘡(じょくそう)の位置を考えると・・・
      ズボン後ろポケットを確認する。
      ライターが入っていた。

      おとんは、たばこ大好き。
      ライターが、なければ吸えない。
      なくさないようつねに
      ライターを持っていたのだ。


      後ろポケットなので
      座るとお尻に、ライターがあたる。
      寝ているときも
      お尻に、ライターが長い時間あたっていたのだ。

      おとんのおバカ。
      気がつかない嫁の私は、大バカだ。

      おとんが、
      言わなければ褥瘡に気がつかなかった。
      今後のためにお風呂中のぞこうか?
      のぞきはいやだ。

      とりあえずポケットを縫いつける嫁の私。

      <応急処置>

      病院が開くまで、
      褥瘡が、わるくならないようにしよう。

      緑色の液たい(うみ)はでていない。
      水疱=すいほう(みずぶくれ)が
      つぶれないようにぬるま湯で洗浄し、
      オロナインつけてサランラップをはった。

      お尻なので、
      尿や便で悪化する可能性があるので
      ガーゼを、使うのはやめた。

      ラップだとテープを使わなくても
      軟こうで、密着するからかぶれ防止にもなる。

      まんがいち汚れてもすぐに交換できる。

      あくままで病院が開くまでの応急処置。
      褥瘡が悪くならなければいいのだ。
      できれば治ってほしいよ~。


      <褥瘡とは?>

      床ずれのこと。
      長い時間の圧迫によって、
      酸素や栄養が途絶えている状態がつづくと
      細胞が死滅(しめつ)してしまうこと。

      床ずれがひどくなると治すのが、
      むずかしくなる。

      <褥瘡の見極め>

      体の一部分が赤くなっていて、
      30分たっても赤いままなら、
      褥瘡(床ずれ)の可能性がある。

      医者さんや看護婦さんに相談するか、
      病院でみてもらいましょう。

      床ずれ予防方法

      1.皮膚の観察を毎日する。
      (入浴や排泄着替えの時など)

      2.長い時間同じ体せいでいない。圧迫やズレを防ぐ。
      (エアマットレスなどつかう)
      (体位交換するシーツのしわを伸ばすなど)
      3.皮膚を清潔に保つ。(入浴、体をふくなど)

      4皮膚の健康状態をたもつ。
      (保湿クリームをぬる。肌を守る。しっかり栄養をとる。)

      5筋肉をつける
      (軽い運動)

      ※体位交換しやすいが、
      バスタオルを引いたままにしないこと。
      しわやムレで床ずれが悪くなる。他の部位にもできやすい。

      円座クッションは使わない。
      圧で床ずれが、悪化します。
      (実の母で経験済み)


      お年寄りは、ごはんを食べなくなり
      栄養状態がわるくなりやすい。

      皮膚が弱くなり
      筋肉が落ちて骨がでてきます。
      骨がでてると床ずれができやすい。

      寝たきりの人は、できやすい。(自分で寝返りができません。)
      おとんのように、元気な人でも
      何がきっかけで床ずれが、できるかわかりません。

      ふだんから予防することが、とても大切です。

      介護する側は、
      気をつかうし腰も痛くなるしで、たいへんです。

      深く考えすぎずに、
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      お読みいただきありがとうございます。

      介護はうまくできない。
      時々、成功するように、なればしめたものなのだ(^_^)ノまたね~

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      最終更新日 : 2020-12-20

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