最大の幸福は、つねに
助けることから生まれる
ー 嫁の私 ー
アルツハイマー型認知症義理の親(妖怪後3)
観察記録中嫁の私です。
わたしのブログをみつけてくださり
ありがとうございます。
認知症になると日常生活で、できてたことが、
できなくなるのです。
そんな親を、目のあたりにすると驚いちゃいませんか?

実行機能障害とは?
計画を立てて目的を効率よく行い成し遂げることが困難になる。
認知症の中核症状です。
中核症状は、記憶障害、見当識障害、実行機能障害、失行、
失認、失語があります。
認知症の人は、必ずあらわれる症状です。
(参考資料:厚生労働省)
「リモコンが消えるなぞ?」
例えばです。
私が、テレビを見るためには、
・テレビで〇〇番組が見たい。(計画を立てる)
・リモコンで、電源を入れる。(計画を実行する)
・リモコンで、番組のチャンネルに合わせる。(効率よく達成)
実行機能障害がないので、テレビを見ることができます。
アルツハイマー病の親(中ボケ期)の場合は、こうなります。
・テレビが見たい。(計画を立てることは、できる)
・リモコンで、電源ボタンを探す。(計画が実行できない)
・フリーズ状態になる。
(どうすれば電源がつくのか?考え中のため動きが止まる)←記憶障害
・なんとか、当てずっぽうで、電源がつく。(たまたま、計画が実行される)
・いろいろボタンを押した為、テレビ画面が青一色になる。
(効率よく達成できない)
・番組が見られないので、リモコンが壊れていると思い込む。
(達成できない+イライラ感がたまる)
・リモコンを、ゴミ箱へ捨てる。
もしくは、冷蔵庫内、タンスなどに隠す。
これが実行機能障害です。
親に「リモコンどこにあるの?」と聞いてもムダです。
「知らんで」「いらないやろ?」と答えます。
このような経路で、テレビのリモコンが行方不明になります。
私からすると、おかしな行動に見えます。
ですが、なぞの行動にも、きちんと理由があるのです。
おしまい。
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<おまけ>
親がよくやる実行機能障害(認知症初期の場合)
・薬の管理ができず、胃薬を一度に3日分飲む。
・米を研ぐから、ご飯ジャースイッチまで、一連の動作ができない。
(コンセントを抜いてしまう)
・洗濯をする際、小分け、色分け電源を入れるまでの動作ができない。
・洗剤をつけて、食器を洗えない。・トイレ後、水を流すことができない。
などがあります。
思い通りにできないため、親はストレスを
ためやすくなります。
ストレスは、周辺症状(暴言、怒り、意欲低下など)
につながります。
そうならないために、介護する私は、手順や方法について
一緒に行いながら声をかけてます。
継続することで、ある程度できるようになります。
対応のコツは失敗しても、目くじらを立てないこと。
できたことを褒めることです。
わざとじゃないのだから。
歳をとると、誰だってできたことが、
できなくなるもんです。
(^_^)/せばね~
動けるうちが花🌷
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最終更新日 : 2022-01-18