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    介護日記 おとんナウ

    認知症の親を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

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    2021-11-19 (Fri) 10:01

    父に聴いてください。(ある日のデイサービス)


      「後回し」

      なんと魅力的な言葉だろう。

      のちのちえらい目にあう

      恐ろしい言葉でもある。

      ー 嫁の私 ー

      アルツハイマー型認知症義理の親(妖怪後3)
      在宅介護中嫁の私です。

      わたしのブログをみつけてくださり
      ありがとうございます。

      亡き義理父のこと、自分の反省もこめて
      気がついたこと書いてます。

      デイサービスでの話です。
      (1分で読めます。)


      着がえ12
      自分一人でやるという誇らしいおとん📷

      何かを始める前に、親本人の声を聴くことである。
      本人の気持ちを、ないがしろにするなといいたい。

      おとんが、通っていたデイサービスでの出来事である。

      おとんのケアプラン(ケアの目的)に

      「ひとりで、着がえができるようになりたい」

      と書かれていた。

      ひとりで着がえができるのに、なぜそのようなことを

      書かれたのか不思議だった。

      職員さんに、くわしい話をきいた。

      職員「〇〇さんは、お風呂場で着がえずに、静かに座っておられます。」

      職員「手伝うと怒られ(拒否される)ちゃうんです。」

      おとんの様子をみて、着がえられないと
      判断したということである。

      私「家では、自分の好きな服に着がえますよ。」

      職員は驚いている。

      私「本人に訊きましたか?」

      職員「えっ?」

      私「だから父に、なぜ着がえをしないか訊きましたか?」

      職員「訊いてないです。本人がどうしたいかなんて、
      ぜんぜん考えませんでした。」

      やっぱりそういうことか。

      おとんは、でくのぼうではないぞ。

      おとん本人の事なのに、本人を無視するのだ。

      「対応が、うまくいかない」「拒否される」とか言われるけどもだ。

      そもそも本人に、あなたがやっていいか

      聴いてないでしょって話。


      認知症と診断された高齢者の気持ちになって、
      考えるとは難しいことである。

      本人に聴いて、うまくいかないかもしれない。


      けれど、声を聴こうとする

      その努力そのものが重要なのだ。

      人間対人間なのだ。

      本人の声を全力で聴け。

      おしまい。

      ここまで、お読みいただきありがとうございます。

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      幸せをありがとうございます。


      おとんと紅葉
      おとんの思い出📷

      寒くなりましたが、季節を味わうこともお忘れなく~
      (^_^)/せばね~

      聴く耳を持つ🌷
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      最終更新日 : 2021-11-19

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