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    介護日記 おとんナウ

    認知症の親を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

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    2021-10-03 (Sun) 21:03

    急激に、進行したと思っていたら慢性硬膜下血腫。


      自分は間違っていない

      という間違え。

      ー 嫁の私 ー

      アルツハイマー型認知症義理の父(妖怪後3)
      在宅介護中嫁の私です。

      わたしのブログをみつけてくださり
      ありがとうございます。

      おとんが転倒から、認知症が急激に
      進行しちゃった・・・と、私の大勘違いだった。

      「慢性硬膜下血腫」のお話です。

      ※脳の画像あり。苦手な方は、とばしてね。

      「慢性硬膜下血腫(まんせいこうまくかけっしゅ)」とは?

      脳と頭蓋骨(ずがいこつ)直下にある硬膜との間に血液が貯留する病気です。
      (私のとらえ方→頭の中に血が、たまって脳を圧迫する病気)

      頭を打ったあと、(軽い打撲など)2週間から3ヶ月の期間に起こります。
      男性高齢者に多くみられます。

      外傷以外の原因として、アルコール多飲、脳圧の低下、感染、動脈硬化、貧血など。
      一般に良性の疾患。手術で、後遺症なく軽快します。
      手術をしなければ、徐々に進行する。

      参考資料:かかりつけの脳神経外科ドクター。


      おとんは、6月に転んで開放骨折でした。
      開放骨折
      ↑前の記事にとびます。

      CTやMRI撮影してます。

      その時、特に異変はありません。

      そしてまた転ぶ。(顔面骨折)

      この頃から、何やらおとんがおかしいのです。

      私は環境の変化で、認知症が進行しちゃったんだと勘違いしてました。

      先月、CTやMRI画像で脳に異変があったんです。

      ↓右の脳に、血がたまる。
      (真正面からみて左側白い部分が出血)
      慢性硬膜下血腫

      脳の半分すかすかしているのが、萎縮(いしゅく)です。

      右の脳が、血で圧迫されたため認知症状が
      ひどくなったと言われました。


      「慢性硬膜下血腫のおとんの症状」

      右の脳が圧迫されると、体の左側に障害がでるそうです。

      おとんがでた症状は、左足が前に出にくい。

      左腕があがらない。

      言葉がでにくい。(失語)

      尿や便がもれる。(失禁)

      話しかけてもピンとこないなど、みられました。

      転んだ後から、じわじわ血がたまっていたんですね。
      (お陰様で無事に手術終了しました)

      頭を軽くぶつけただけでもなるそうです。

      親が、急激に認知症状が悪化したと感じたら、

      慢性硬膜下血腫という病気もあるのです。

      早めに脳神経外科の受診を、おすすめします。

      おしまい。

      ここまでお読みいただきありがとうございます。

      変化を見逃すな🌷



      命はひとつ🌷
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      [Tag] * 認知症 * アルツハイマー * 在宅介護 * 転倒 * 病気 * 症状

      最終更新日 : 2022-05-20

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