終わり良ければ、すべてよし
認知症介護。
ー 嫁の私 ー
アルツハイマー型認知症義理の親(妖怪後3)
在宅介護中嫁の私です。
わたしのブログをみつけてくださり
ありがとうございます。
認知症の介護って、あせらせない、拒否しない、
共感するなど基本はあります。
おとんの息子(主人)は、基本なんておかまいなし。
認知症のおとんが良ければ、
こういう対応も、アリなんだね。

「早よ、せいや💢」
「うるさいわい💢」
只今、主人が、おとんをお風呂に入れようと奮闘中だ。
ろっ骨骨折中のおとんは、動きが、かなりにぶい。
コマ送りのように、ガクガクと服を脱ぐ。
アルツなおとんは、途中で服を脱ぐことを忘れる。
「ちゃちゃっと、脱がんかい💢」
すかさず主人は、ツッコミをいれる。
私は、お風呂場のまえで待機中。
主人「シャンプー使えや」
おとん「えっ?なんて?」
主人「シャンプーや、シャンプー」
おとん「これか?」
主人「それは、石鹸や、まあ、それでもええわ」
おとん「今、何をするって言ってたっけ?」
主人「頭や💢頭を洗え!!」
バタバタと主人が、風呂場から戻り
「もう、ええやん」と捨てセリフ。
けっきょく私が、おとんの様子を見に行くことに・・。
おとんは、泡、泡、泡まみれ。
シャワーを、胸にかかえている。
私「おとん、大丈夫?」
おとん「息子に、風呂入れてもらったんや。へへっ」
おとんは、幸せそうに、ほほ笑む。
これもアリなんだ。
おしまい。
お読みいただきありがとうございます。
終わり良ければすべてよし🌷

信頼関係重要🌷
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最終更新日 : 2022-04-22