梅雨という
しおらしい名の雨は、
七月の恐怖へとかわる。
ー 嫁の私 ー
アルツハイマー型認知症義理の親(中ボケ期)
在宅介護中嫁の私です。
わたしのブログをみつけてくださり
ありがとうございます。
気がついたことを書いてます。
私は、認知症の理解への修行中である。


↑1ヶ月経過📷
「油断大敵」
毎週火曜日は、診察日だ。
おとんを連行し、関西医科大学付属病院へ行く。
おとんが転び、皮膚から骨がつきでて開放骨折に
なったからである。
手術後から、1ヶ月がたった。
結論から言うと、骨はまだ、くっついていない。
高齢のため、なかなか治りにくいと言われる。
肋骨の骨折も、自然治癒中、まだまだかかりそうだ。
病院と長いおつき合いになりそうである。
コロナ渦とはいえ、大きい病院は人、人、人だらけ。
消毒、マスク、ゴーグル、うがい手洗い感染予防が大事である。
5分置きにマスクを外す、おとんを注意しながら順番がくるのを待つ。
9時からスタート。
整形でギブスを外し、リハビリ室へ移動。
リハビリが、終わるとレントゲン室へ。
それから診察→ギプス固定で終了という流れである。
このレントゲンが難関だ。
100人待ちなのである。
ここで、待機していると、お昼が終わる。
病院嫌いで、認知症のおとんは、じっと待つができないのだ。
父「わし腹減った。牛丼食べたい」
私「お腹空いたね、1Fにコンビニがあるからいこうか」
1階へおりて、ファミマに向かう。
私「おとん、レントゲンがまだ終わってないからね、
食べるならパンにしようよ」
父「わし、パン食べる」
私「おとん選んでて、私、お茶買うから」
私は、飲料水のコーナーへいく。
飲み物を選んでいると、知らない人に声をかけられる。
見知らぬ人「あの~あそこにいる人お連れさんですか?」
おとんの方を指さしている。
私「はい?そうですけど・・・(振り返りおとんを見る)」
((((;゚Д゚)))))))
おとんは、パンの袋を開けて、口をモグモグさせている。
私は見知らぬ人に頭を下げ、急いでおとんに近寄った。
私「おとん!パン支払いがまだだよ」
父「これ、うまいぞ」
おとんは、言うてる間に、食べ終わった。
私は、空になったパンの袋を、おとんから受け取る。
もう一つパンとお茶を持って、とぼとぼレジへ向う。
レジのお兄さんに説明し、支払いと謝罪をする。
そして謝る。
ひたすら謝る。
油断もスキもない。
わたしの常識が、おとんにとって、常識ではないのだ。
理解力が低下中のおとんに、わたしは配慮がたりないのである。
だから、足をすくわれる。
認知症のおとんは、自分の世界(マイ・ルール)で
生きているのだから油断は大敵なのだ。
おしまい。
お読みいただきありがとうございます。

いつもありがとう🌷
雨があがると、一斉にセミが鳴き出した。
夏が来る。
もう、後には引けないオリンピック。
日本人の底力を見せるときだ。
お国の大義をりっぱに終わらせ
世界中を「あっ」と言わせほしい!
(^_^)/せばね~
自分磨き🌷
スポンサーサイト
最終更新日 : 2022-03-19