優しさは、えらんだもの
ー 嫁の私 ー
アルツハイマー型認知症義理の親(中ボケ期)
在宅介護中嫁の私です。
私のブログをみつけてくださり
ありがとうございます。
これも、何かの縁ですね。
介護生活で、気がついたことを書いています。
私の反省をこめて。
いい関係を、築くためにやることはひとつ。

📷おとん頑張ってます。
私は、おろかものだ。
感情まかせに、怒ってしまう。
相手を理解し、許し、包み込める人になりたい。
自分に、いってやる。
正しさより優しさだ。
正しさを、伝えることが、思いやりだと思ってた。
認知症が始まった頃、おとんは寝るか、怒るかだった。
私は心配で、口をはさんだ。
「このままじゃ寝たきりになるよ」
「それは、間違ってるよ」
私の正しさを、うったえた。
正しさは、人それぞれである。
「いいもん、寝てる方が幸せだ」
おとんは、口をとがらせてた。
私は、正しいのに、おとんがわかってくれない。
自分の意見ばかり、認めさせようとムキになる。
いつの間にか、正しさを押しつけてた。
それは、ただの「いじっぱり」だ。
おとんは、私からどんどん離れていった。
人は、けっして押しつけや正しさだけでは、
心はうごかない。
大事なのは、正しい、正しくないではなく
家族が、幸福で穏やかに過ごせることだ。
一緒にいたいと思ってもらえるように、
歩み寄る優しさが大事なのである。
私は、自分の正しさだけが、正解ではないと気づいた。
人は、いつだって、変われる。
私は、正しさよりも、優しさを、えらんで生きたい。
その方が、自分も周りもラクなのだ。
おしまい。
ここまで、読んでいただきありがとうございます。

<つぶやき>
待ち人来たらず。
おとんは、会いたいらしい・・・。
ケガをしたけど来ない。
忙しいのかな・・・。
親だから甘えてるのかもね。
いつもありがとう(^_^)/せばね~
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最終更新日 : 2021-06-28