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    介護日記 おとんナウ

    認知症の親を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

    Top Page › 人間の尊厳 › トイレと親の尊厳。
    2021-05-05 (Wed) 15:10

    トイレと親の尊厳。


      猫がお互いを

      猫として尊重してる?

      ー 嫁の私 ー

      私のブログをみつけてくださり
      ありがとうございます。

      アルツハイマー型認知症義理の親(中ボケ期)
      在宅介護中嫁の私です。
      気がついたことを書いています。


      女性トイレ

      「トイレと親の尊厳」


      「うん〇さん出そう?」

      お腹のマッサージをしながら、おかんに聞いた。

      おかん「わからん・・・しくしくするんや」


      只今おかんが、トイレで糞闘中。

      親の介護に、しもの世話はつきものだ。

      できれば、やりたくない。
      苦手なことは、さっさと終わらせよう。


      私「お腹押そうか?」

      おかん「痛くないやろか?」

      私「大丈夫すぐ終わるから」

      そう言って左下のお腹を手のひらで押した。

      「痛い痛い止めてーー殺されるーー誰かぁぁ」

      おかんは、叫びながらバシバシ私をたたく。

      するとどうだ。
      ぷ~んと香ばしい臭い。

      おかん「出たわ、出た」

      私「良かったぁ。がんばったね、ありがとう」


      ウオシュレットで洗浄し、おかんのズボンをあげ
      二人でトイレから出る。


      目の前には、人が並んでいた。
      忘れていたが、ここは家ではない。

      京阪モールのトイレだ。

      トイレから現れたのは、微笑ましいママと子供ではない。

      白髪交じりの嫁と、白髪だらけのばーさまだ。

      トイレの会話も、まる聞こえ。

      (/∀\*)ハズカシイ

      私は、肝心なことを忘れる。

      介助していると、あたり前の意識がかけてしまうのだ。
      失敗しないようにすることも大事だと思う。


      しかし、一番考えなければいけないのは、おかんへの心配りだ。

      親に、みじめな思いをさせないと言うことを
      忘れないようにしたい。

      おしまい。

      今日もお読みいただきありがとうございます。

      あなたにとって良き日でありますように(^_^人)
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      <つぶやき>
      慣れると気がつけないのよね。
      それが、介護生活の恐いところ。
      気づかい忘れずに(^_^)/せばね~


      いくつになっても、女は女の子🌷
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      最終更新日 : 2021-05-05

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