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    介護日記 おとんナウ

    認知症の義父と義母二人を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

    Top Page › 在宅介護 › なんでもないようなこと。
    2021-04-24 (Sat) 04:30

    なんでもないようなこと。


      できないものは、できない。

      ひらきなおること
      私の生きのびるコツです。

      ー 嫁の私 ー

      私のブログにお運びくださり
      ありがとうございます。

      アルツハイマー型認知症義理の親(要介護3)
      在宅介護中嫁の私です。

      なんでもないような日常のお話です。

      カップラーメンおとん


      「なんでもないようなこと」


      私は、しばらく立ちつくして、

      わぁーっと怒りがこみあげてきた。

      ズボンを、はいていないおとんを見たからだ。


      今日は、デイサービスの日。
      私はひとりで、おとんとおかんの出かける準備をする。

      本人ができるところは、限りなくやっていただきたい。


      食後、「おとん、着がえてね~」と服を渡し、
      おかんの手伝いにいった。


      私が、汗だくになったころ準備は、終わる。

      つぎに、おとんの様子をうかがいにいく。

      すると、どうだ。
      おとんは、ズボンをはいてない。

      靴下は、はいているのに、ズボンだけ、はいてないのだ。


      今は、8時30分。
      あと10分足らずで、お迎えはくる。

      30分前に渡したズボンは、テーブルの上で丸まっていた。

      丸まった前で、おとんは優雅にコーヒーを味わっている。
      もちろん、下はそのままだ。


      私は、置きっぱなしのズボンをつかみ、無言でおしつけた。


      「へっ?なんや~」おとんは、間のぬけた声をだす。


      「ず・ぼ・ん・は・い・て・く・だ・さ・い」

      私は、一言一句、ていねいに、かつ、ゆっくりと
      おとんに伝える。

      おとんは、3秒ほど真顔で、とつぜん目をおおきくした。
      ズボンを持ったまま、ぽかんと口をひらく。

      「えっ?」
      「なんて?」
      「えっ?」

      私は、すーはぁーと深呼吸をする。
      もう一度、一言一句、ていねいに、かつ、ゆっくりと
      おとんに伝える。

      「ず・ぼ・ん・は・い・て・く・だ・さ・い」

      「ああ~はいはい。はいたらええんやな」
      おとんが、どや顔で答える。

      私は、目をあわせずに、2度くびをたてにふる。
      すぐに、ぴしゃりと戸を閉めた。



      部屋の前で、私は大炸裂に「はあぁぁ~」と息をはきだした。


      なんでもないようなことなのにイライラしてしまう。

      そんな自分が嫌になるよ。

      おしまい。

      お読みいただきありがとうございます。

      いつもありがとうございます。
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      時間がないときでも、心に余裕がほしいですね。
      あなたが笑いの多い日でありますように
      (^_^)/せばね~


      怒りは敵🌷
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      最終更新日 : 2021-05-03

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