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    介護日記 おとんナウ

    認知症の親を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

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    2021-03-16 (Tue) 04:45

    お年寄りの話を聴く心構え


      話上手より聞き上手

      ー 嫁の私 ー

      私のブログにお運びくださり
      ありがとうございます。

      アルツハイマー型認知症義理の親(要介護3中ボケ期)
      在宅介護中嫁の私です。

      皆様に助けてもらいながら、仕事と介護を
      続けさせていただいております。

      お年寄りの話を気長に聴くことが
      なかなか難しい私です。
      自分の反省をこめて書いています。

      「お年寄りの話を聴く心構え」

      よろしければお付き合い願います。


      ポットねこ

      人には、それぞれ話のリズムがあります。

      若い方なら、早口でポンポンとジョーク混じりに
      話の展開がはやいです。
      流行の短縮言葉で、話されるので私も聴き取るのが苦手です。
      (お若い方ごめんさい)


      高齢者のおとんは、ゆっくりゆっくり思い出しながら
      話し出します。
      ブルースを聴いているような・・・そんな感じになります。


      時には、レコードの針が、飛んで同じところを
      何度も何度もくりかえします。
      (認知症がない高齢者の方でも2~3回繰り返します)


      同じ話を、5回も聴けば、私もやれやれとため息がでます。

      イライラする前に、かるく否定をいれる。
      (介護の教科書には、否定はいけないと書かれています。)


      私「おとん、その話、さっきも言わなかったかな?」

      父「言ってへんわ💢」

      おとんの返事が、怒っているときは、笑いにかえます。

      私「ごめんなさい。聞き間違えたね。私ボケたかな?」

      父「あははは(笑)おまえボケたな」

      おとんは、笑って怒ってたことを忘れてくれます。

      私も吐き出すことで、イライラが解消されます。


      高齢者の話を聴くときは、話が長くなる。
      何度も同じ話をする。

      話を聴くと言うことは、ある意味相手との根比べです
      心に、余裕をもって傾聴するといいです。なかなか難しいですけどね。


      そして、高齢者のおとんが、何度も同じ話をするのは、
      その話が重要なのかもしれません。

      根本的な理由を探って、話を聴くことも大事かなと思います。


      歳を重ね仕事を退職し社会との関わりが少なくなります。
      人と話す機会が少ないと寂しいものです。

      できる限り親の話くらいゆっくり聴いてあげたいです。

      私の高齢者の親の話を聴く心構えでした。

      おしまい

      お読みいただきありがとうございます。

      いつもありがとうございます
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      傾聴は身近な人を幸せにする🌷
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      最終更新日 : 2021-03-16

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