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    介護日記 おとんナウ

    認知症の親を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

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    2021-03-14 (Sun) 06:00

    理不尽な言葉のうらにあるもの。


      愚痴にするまえに

      ひと手間かける

      ー 嫁の私 ー

      私のブログにお運びくださり
      ありがとうございます。

      アルツハイマー型認知症義理の父要介護3
      (おとん)在宅介護中嫁の私です。

      良かれと思って言ったことが、逆にひどいこと言われて
      傷ついたことはありませんか?

      言葉どおりではなく、言葉に隠された
      本音があるというお話です。

      荷物をもつ


      おとんは、いつも上から目線でものを言のだ。

      たとえば、
      私が心配ごとを尋ねる。

      私「おとん何か困った事はない?」

      父「おまえらの世話に、ならんでもわしはくっていけるわ」

      都合の悪いことは、私のせいにします。

      「おまえのせいで、ストーブがこわれた」

      「おまえのせいで、部屋が汚れる」

      言葉どおり受け取っていると、イライラする。

      私をいじめたいの?と受け取っていた。

      自分の都合ばかり考えても問題は解決しないのだ。

      認知症のおとんの立場になって考えた。

      なぜそんなことを、言わなければいけない
      状態になっているのか?

      他人のせいに、しなくてはいけないほど、
      追い込まれているのか?

      お陰で、おとんの本音に気がつけた。

      私が帰宅すると、寝ているおとんは、必ず
      のそのそ起きだす。

      私「おとん寂しくなかった?」

      父「わしは、一人が気楽でいいわ」

      こんな、ことばかり言うおとん。

      だけど、私の顔をみる表情は、パア~っと明くなる。

      目は、口ほどにものを言うのだ。
      ほんとは、寂しいの。

      おとんの強がりなんです。

      自分で、老いたことは認めたくないもの。

      ちゃんと、自分と向き合えていないのだ。

      認知症のおとんを、わかろうと思うことで
      気がつけます。


      おとんに歩み寄ることで、言葉の
      受け取り方もかわるとわかったのだ。

      そういったことが、良い方向へつながると思う。

      相手の立場になって、考える努力も必要なのだ。

      おしまい。

      お読みいただきありがとうございます。

      いつもありがとうございます
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      「人の痛みが、わかる人になりなさい」
      そう教えられて育った。
      これが難しいのよね。
      私は、認知症や高齢者の経験がないから
      ついつい自分の価値観で考えちゃう。
      だけど、相手を想うことはできます。
      (^_^)ノせばね~


      日本人は本音と建前がある🌷
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      最終更新日 : 2021-03-14

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