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    介護日記 おとんナウ

    認知症の親を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

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    2021-02-22 (Mon) 04:30

    そら豆と缶コーヒーと私


      老いた雰囲気が、

      安心感をくれる83歳。

      ー 嫁の私 ー

      私のブログにお運びくださり
      ありがとうございます。

      アルツハイマー型認知症要介護3義理の父
      (おとん)在宅介護中嫁の私です。

      寝てばかりいるおとんには、買い物が
      いいリハビリになります。

      おとんの買い物の様子のお話です。

      最近は、スーパーにも認知症のお客様が
      増えてきましたね。

      認知症サポーターさんもいるお店も
      あるので安心です。(イオンなど)

      豆とコーヒー


      「買い物は、良いリハビリです」

      週に2~3回私は、おとんと一緒に買い物へ行きます。

      以前は、おとん一人で、買い物をしていました。
      お店で、問題を起こしたことはありません。

      お店の人や近所の皆さんが、おとんをよく知っていて
      接してくれます。
      ありがとうございます。

      今は、金銭管理ができなくなり(おつりをなくす)
      私が、お供させてもらってます。


      スーパーまで、20分ほど歩きます。

      体が温まり、買い物で頭を使うから
      いいリハビリになる。

      おとんの武勇伝を、3回ほど聞くとスーパーへ到着です。

      店内に入るとおとんは、ポケットから千円を出す。
      右手にお札を握りしめ、レジカゴを持つ。

      そして一人で、先にすたすた歩いて行っちゃいます。

      私は、置いてきぼりです。
      ここまで来ると、私は用済みらしい・・。(笑)

      おとんは、野菜、魚コーナーはスルーです。
      店内ぐるりひと回りする。


      それから、飲料水のコーナーで必ず立ち止まる。

      棚をじっと見つめて、見つめて、ブラックの缶コーヒーを
      カゴに入れる。

      また、歩き出し振り出しにもどる。

      ぐるりと一回りし、お菓子コーナーで立ち止まる。
      フライビンズ(そら豆の炒ったやつ)をカゴに入る。

      かならず、このふたつを買います。
      (2品で30分かかりますが、おとんは、一人でできます。)


      それから、レジへ向かいます。
      おとんは、ここが難関です。

      父「おい嫁の私、ちょっと来てくれ」
      嫁「は~い」
      ここで私の出番です。

      スーパーのレジは、自動支払機です。
      ひと昔は、お金を手渡すだけだった。

      最近の支払機の記憶がありません。
      残念ながら、お札の入れ方がわからないのです。


      無事に、買い物を済ませます。
      おとんは、達成感があるようでご満悦です。

      ご満悦

      この笑顔みると、「ああ~良かった」とホッとします。
      おとんの原動力は、そら豆と缶コーヒーと私。

      私は、いつもおとんが、どんなことで心が動くのかを探しています。

      進行はしていますが、自分の好きなものを
      選べる力があります。

      生活の力を、落とさず頑張ってくれるおとんに
      感謝します。

      おしまい。

      今日もありがとう。
      いつもありがとうございます。

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      あなたの愛をありがとう(*´∀`人 ♪




      白か黒で、決めつけるからしんどい。
      グレーでいいんでないかい?
      (^_^)ノせばね~


      春がはじまる🌷
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      最終更新日 : 2022-03-08

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