みえない敵と戦う日々。
みえないものに支えられる日々。
ー 嫁の私 ー
私のブログに、お運びくださり
ありがとうございます。
アルツハイマー型認知症義理の父おとん(要介護3)
在宅介護中嫁の私です。
認知症になると、人が変わったように思える。
そんな時が、ありました。
それは、私の間違えです。
認知症になっても、その人らしさは残ることを知りました。
おとんから、教えてもらったことを書いています。
あなたは、自分の「らしさ」ってわかりますか?

↑おとんの手
「その人らしさ」
おとんがまだ元気だった頃、身だしなみに気をつける人でした。
おしゃれとは、言えないけど、人並みにかっこよかった。
アルツハイマー病になってからのおとんは、
靴をふんで背中からシャツは丸見え。
ゴミは、その辺にポイポイ。
どんどん、だらしなくなっていきました。
私は、おとんにきちんとして欲しくて、指示ばかりしていました。
「靴は踏んじゃだめ」
「シャツは、ズボンに入れてよ」
言えば言うほど、だらしなくなって、いくような感じがした。
周りの人は「あなたに甘えているのよ」と言う。
認知症の本を読むと、悪くなることばかり
書いてて悲しくなった。
だけど私が、間違えてた。
おとんの手を、見て気がついたんです。
ちゃんと、おとんらしいんですよ。
誰に言われなくても、爪を自分できれいに切ってます。
服がうまく着れないだけです。
身だしなみを、きちんとしようとする気持ちは
今も同じなんです。
私が、おとんを曇った目で見ていたから気がつかなかったのです。
その人らしさとは、介護者の都合で、ムリにきちんとさせる
ことではないと思います。
本人なりの自分のやり方があるのです。
その人が、今まで何を大切にしてきたかを知ることです。
現在のその人のままを、まず受け入れてあげることなんです。
認知症になっても、その人らしさが残ることを、
おとんから教わりました。
本人の習慣や価値観は人それぞれです。
あなたの大切な人は、何を大切に生きてきましたか?
おしまい。
今日も、ありがとうございます。

(^-^)/ありがとう
その人らしさってなんだろう。
例えば、本人はピアノを弾くのが好き。
なのに、本人が弾けないからと
介護者が、勝手に決めて塗り絵を
させることでは、ないと思うの。
弾けないなりに、本人が楽しんでいれば
それはその人にとって大切な「らしさ」なのだ。
私はそう思う。
(^_^)ノせばね~
命あっての健康。地震備えあれば憂いなし🌷
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最終更新日 : 2022-04-14