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    介護日記 おとんナウ

    認知症の義父と義母二人を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

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    2019-11-10 (Sun) 00:00

    認知症サインを見逃すなその2(夜寝ない原因と対策方法)

      もう この世の終わりだ

      明日が みえない

      草になりたい

      落ち込んで 立ち直れないとき

      この苦しみから抜け出す方法は たった一つ

      誰か他の人を 喜ばせることだ 

      誰か他の人も 自分も 幸せになれる

      by 嫁の私


      認知症夫婦のある日の出来事・・・嫁の私の観察日記。


      ただ今 夜中の2時。

      ガタン・・ガタン・・と外から聞こえてくる。

      ここは2階の部屋、誰か屋根にいる・・ビビる嫁の私。

      もしやドロボウ?こっそりのぞく嫁の私。

      暗闇には、おとんが・・・おとん?

      「おとん何しているの?」怖いけど聞く嫁の私。

      「屋根直してんねん」と おとん。

      これがゆうべのお話。

      娘様と病院へ行く行かないと口論になった日から、おとんの様子がおかしい。

      「ワシがいたら、迷惑になる。いない方がええやろう?」とか

      「ワシが、死んだらこの家売って生活の足しにしてくれ」など

      ネガティブなおとん。

      夜中に活動するおとん、寝不足の嫁の私。

      このままでは、屋根破壊つづけるおとん。
      眠れない家族。
      家族がこわれる(゚Д゚;)ヤバイ

      落ち込んでるおとん。

      いい方法はないか考える嫁の私。

      おとんは家族の役に立ちたいと考えているのでは?名案が浮かぶ嫁の私。

      主人に頼み、仕事について行くおとん。

      これで おとんは元気になるはずだとウキウキする嫁の私。

      しかし、お昼に帰ってくるおとん。

      かなり機嫌が悪い。

      話によると、失敗ばかりするので邪魔だから帰ってもらったとご主人様。

      その夜は、寝ずの番で鏡に向かい呪文のように 何かをしゃべり続けたおとん。

      怖すぎる・・・どうするの嫁の私。

      なんとかせねば・・なんとかせねば・・そうだ(゚ヮ゚)💡

      昼間からコタツで寝てるおかんとおとん。

      寝てるおとんを起こす嫁の私。

      「おとん助けて。包丁切れないから研いで欲しいです。昔から上手だったから。ね?」と嫁の私。

      眠くて機嫌が悪いおとん。しばらく考えてから・・。

      「エエよ。」と起き上がるおとん。

      昔みたいにうまくは いかなかったけど、ちゃんと研いでくれたおとん。

      「ありがとうおとん。すごく助かるよ」と嫁の私。

      「へへっ」とテレ笑いするおとん。

      次の日も 掃除している時「ワシが掃除する」と言ってくれるおとん。

      それから毎日、嫁の私を手伝うようになり夜の活動は終わりました。

      娘様と病院もすんなり行ってくれたおとん。

      「ありがとうおとん」

      次回につづく。

      屋根
      ↑ベランダから撮影。

      <<夜寝ない原因と対策方法>>

      <原因>

      ・認知症の方に 多くみられる症状のひとつせん妄

      (せん妄とは 幻覚や錯覚がみられる症状。日中は症状がなく夕方~夜に症状が出やすい。)

      ・精神的不安。認知症の症状のひとつ「中核症状」場所や時間がわからない。

      夜目覚めたらここがどこかわからないので不安になる。日中にあったイヤなことだけ心に残り眠れない。

      ・眠る環境が悪い。日中ウトウトしていることが多い。頻繁にトイレにいく。身体が痛い、かゆい。お腹がすいているなど。

      ・加齢とともに、「睡眠ホルモン」の減少や「体内時計」が狂う。

      夜眠れないのは ご本人も介護側もツライです。

      眠らないからといって「寝ろ!」と強く言うのは 不安をあおるのでもっと寝ません。

      ワザと寝ないのではなく 本人も寝たいのです。

      <対策>

      ・生活のリズムを整える。日中の活動量を増やす。(一緒に買い物したり散歩をする)太陽の光を浴びる。(体内時計が整う)

      ・精神的不安をとりのぞく。あなたが居る場所はここですよ。あなたが必要、大切な家族だとわかってもらう。

      ・環境を整える。枕元や部屋に ご本人の思い出深い物、大切な物など目印になる物を置く。
      薄暗く明かりをつける(目覚めたとき驚かないように)心落ち着く音楽を流す。アロマオイルをつかう
      など。

      ・目覚めていたら静かに話しかける。(夜だと認識してもらうため)

      (やってはいけない事)

      ・介護側は1人に全てをまかせない。家族で交代制にすること。
      ・介護側は介護サービス、ヘルパーなど使い負担を減らすこと。
      ・睡眠導入剤は最終手段。(薬がうまく合えばいいのですが、薬により全く効かなかったり、効き過ぎて日中も寝てしまうことがあります。充分に主治医とご相談ください)

      眠れないのはしんどいです。
      家では 眠れない時はホットミルクを飲ませたり眠れるまで静かにお話や音楽を聞かせます。
      介護側は次の日仕事があったり、用事があります。
      負担を軽くできるように、無理のない介護をしてください。

      ここまでお読みいただきありがとうございます。
      皆様が読んでくださるおかげで がんばれます。

      今日も楽しい1日を(^_^)ノまたね~。












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      最終更新日 : 2020-12-20

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