相手からうけた危害を忘れること
ー 嫁の私 ー
アルツハイマー型認知症要介護3義理の父おとん。
認知症在宅介護中 嫁の私観察記録です。
わたしのブログを、みつけてくださり
ありがとうございます。
在宅介護で、気がついたこと感じたことを
書いています。
この記事は、義理の父おとんから教えてもらった
「積極的に忘れる」です。
(1分で読めます)

↑ごはんを忘れて寝るチャーばばさん
「積極的に忘れる」
嫌なことは、さっさと忘れたい。
人間ってやつは、してもらったことは忘れる。
やられたことは、いやでも覚えている。
本当に、たちが悪い。
そして私は、記憶力がいい方だ。
嫌なこと悲しいこと楽しいことほとんど覚えている。
記憶力が、いいと言うことは良いことかもしれない。
仕事でも友人にも褒められること間違いないだろう。
しかし、覚えすぎていると嫌なことを
ずっと引きずって根にもってしまう。
何かに、心がうばわれていると体が動かなくなる。
うしろにも前にも進めない。
わたしは、記憶することで限りなく不幸のちかくにいる。
おとんは、ごみをそこら中に置いて部屋を汚す。
自分で置いたことを忘れて
「誰だ!わしの部屋を汚すのは💢おまえかぁぁーー」と怒り出す。
怒りだすので、仕方なく私は掃除をする。
部屋がきれいになると私に言うのだ。
「そんなにバタバタ動くな。しんどいだけだぞ。ゆっくりせえや」
そう言ってコーヒーを入れてくれた。
おとんは、コーヒーを飲みながら幸せそうに笑っている。
さっきのことはすでに、忘れている。
そして
「この時間に、飲むコーヒーが一番うまいね。ありがとう嫁の私」
おとんは、嫌なこと忘れてキラキラしているのだ。
私といえば、部屋を汚し余計な掃除までさせられ
うじうじイライラしてた。
そんな私に、ありがとうと言う。
こんな私に、感謝してくれるのだ。
イライラしていた私は、なんて器が小さいんだ。
おとんは、いろんなことを忘れる。
けれど、おとんが忘れるおかげで
私は忘れかけていた大切なことを思い出す。
忘れることができるから、前に進めるのだ。
不幸に見えることも忘れるから幸せになれる。
おとんと私のために、嫌なことは積極的に忘れることだ。
認知症の介護をする私には、積極的に忘れることが必要なのだ。
今日起きたつまらないことは、
いま忘れても損はない。
おしまい。
お読みいただきありがとうございます。
↓押してくださる方ありがとう♡私は幸せです。

忘れることが出来るって素晴らしいですね(^_^)ノせばね~
いつもありがとうございます。
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最終更新日 : 2022-04-06