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    介護日記 おとんナウ

    認知症の親を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

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    2020-07-15 (Wed) 18:00

    何が言いたいのか?ワケが、わからない話をする父。


      精一杯生きることを

      知る素晴らしさ

      ー 嫁の私 ー

      認知症在宅介護 嫁の私観察記録。


      アルツハイマー型認知症義父

      (呼び名:おとん)要介護3です。

      在宅介護で気がついたことを書いています。


      認知症のおとんは、頭にいま浮かんだことを話をする。

      なぜ今、その話をするのかわからない。


      会話を続けるには、忍耐力と努力が必要だ。


      ワケがわからない話をする父に

      私が対応をしたこと書いています。

      (1分で読めます)

      fuku

      話の内容がみえない父

      私が仕事から帰宅後、忙しくてもおとんと必ず会話をする。


      なぜかというと、認知症は記憶障害がある。


      そのため少しずつ言葉を忘れる。


      物の名前や人の名前など忘れてゆく。


      これからもおとんと会話をするためには、

      話をさせることが大事なのだ。


      しかしおとんは、ほとんど思いつきでしゃべる。


      そして、他の人の話には興味がない。

      会話がなりたたない。


      私は、おとんと会話をしようと努力する。


      私は、会話をしておとんを怒らせたことがあるのだ。


      私「おとん。ただいま~今帰ったよ」


      父「今帰ったのか?朝からおったやろ?」


      私「仕事から、今帰ったんだよ」


      父「あのな、ヤモリいるやろ?」


      私「私が帰ってきて、おかえりって言ってほしいな?」


      父「アホ、今わしがヤモリのこと言うてるやろ」


      私「えっ?ヤモリがどうしたの?」


      父「おまえが、変な話するから忘れたやろ💢もうええわ💢」


      おとんは、怒ってしまった。


      私がおとんの話をさえぎったからだ。


      誰だって自分の話を聴いてもらえないとイライラする。


      認知症のおとんと、会話するためには

      おとんの話を優先させること。


      腰をおらずに、話を聴くことが重要だ。


      話に割りこまないで相づちをうつ。


      おとんは、会話中わけがわからない話を突然する。


      自分の頭に浮かんだことを話すからだ。


      思い出したことを忘れないうちに

      話をするので会話にならないときもある。


      だけどおとんは、話をするだけで心が

      落ちついてスッキリするのだ。


      おとんは、話が終わると満足げに笑っている。


      だから私は、おとんがワケがわからない話をするときは

      だまって聴くことにしたのだ。


      父との会話まとめ


      ・ワケがわからない話は黙って聴く。


      ・話の腰をおらない。


      ・共感するけど同調しない。

      (同調すると間違ったことを頭にうえつけてしまうから)


      ・否定しない。


      最後になりますが、認知症の人との会話に

      行きづまる時は、黙って相手の話を聴くことが

      大切だということです。

      おしまい

      自分の話を聴いてもらえるとうれしいね(^_^)ノせばね~

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      [Tag] * 在宅介護 * 認知症 * 会話

      最終更新日 : 2020-07-15

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