朝になります。
ー 嫁の私 ー
認知症在宅介護中 嫁の私観察記録。
アルツハイマー型認知症義父おとん
義母おかん両方要介護3です。
在宅介護で、気がついたことを書いています。
認知症の原因は、脳に老人斑(アミロイドβ)という
ゴミがたまって起こると言われています。
この老人斑を、脳が排出するのは寝ている時です。
寝ることが、認知症予防にもなる。
高齢者になると睡眠も浅い。
本人が、なかなか寝てくれないと介護する側も
寝不足になりませんか?
寝てもらうために、私がやっている3つ
のことを書いています。(眠前薬は、服用していません)

「寝るために、3つのことをやる。」
認知症になると、記憶障害のためやったことを
わすれて不安になる。
5分前にトイレに行っても、忘れてトイレに行こうとする。
尿モレの心配も不安になる。
認知症の人の不安はつきない。
夜ぐっすり寝てもらうために、私が行っている
3つのことは下記の通りです。
ひとつめは、「本人を安心させる。」です。
私もそうですが、何か不安があると
なかなか寝つけないものです。
例えば・・・明日の朝、早く起きなければいけないと
思うと緊張します。
起きられるか不安になる。
そんな不安が、ずっと続いているのが認知症の人です。
うちのおかんの場合、お金の心配でした。
夜になると、自分のカバンの中をごそごそ探して
お金がないとさわいで寝ませんでした。
落ち着きがなく、トイレも5分置きに行ってました。
大声を、出していたので近所めいわくです。
私はおかんの部屋に、泊まり込みました。
(現在は、別に寝ています)
おかんの話を、聞くことにしたのです。
私は心配事があれば、誰かに話すと気がまぎれます。
おかんも、話すことで気がまぎれると思ったからです。
毎晩同じ話を聞くには、忍耐力も時間も必要です。
寝不足が続きましたが、だんだんお金の話がなくなったのです。
通帳だけ、にぎりしめて寝るようになりました。
今では、ネコのぬいぐるみを抱いて寝てます。
認知症の人は、うれしい感情が記憶に残ります。
本人を安心させるには、話をじっくり聞いてあげることです。
つじつまが合わない話をしますが、否定せずちゃちゃを入れずに
聞いてあげることです。
(しんどい時は、聞き流すだけ)
安心すると、不思議なくらい寝ます。
ふたつめは、「環境・生活リズムを整える。」です。
認知症の人は、環境の変化を恐がります。
例えば、おかんが骨折で入院した時の話です。
入院すると今まで住んでいた
部屋とは違います。
入院したこと自体忘れているので、
なんでここに居るのか?
ここがどこかわからず不安になります。
病院に、なじむまで興奮(こうふん)してました。
(部屋の模様替えも気をつける)
生活リズムもそうです。
朝同じ時間に起き、太陽の光をあびて
夜も同じ時間に寝る。
本人は、いつもと同じということに安心します。
そして自律神経が整うので、夜にメラトニンの分泌が
高まり寝やすくなります。
昼夜逆転の人は、特にこのことを繰り返し行うことが大切です。
みっつめは「寝ることを優先させる」です。
私は、尿もれが心配で夜起こしてトイレに
連れて行きました。
しかし、お互いに眠れないのはしんどいです。
(少しくらい漏れてもいいと思うことです。)
ぐっすり寝て、朝に片付ける方が
よっぽど効率がいいです。
わざわざ本人を、起こしてまでトイレに
行く必要はないと言うことです。
介護する人が、倒れては介護は続きません。
介護する人が、ぐっすり眠れることを
優先させることです。
(なるべく寝る部屋は別にする)
<眠るためのまとめ>
1.本人の話を聞く。安心させる。
2.環境・生活リズムを同じにする。
3.介護する人は、眠ることを優先にする。
私が寝てもらうためにやっている
3つのことでした。
最後になりますが、寝ることが一番大切です。
ぐっすり眠れると疲れもとれる。
免疫もあがり心も強くなります。
介護を始めたときは、手探りでやるので不安です。
だけど、毎日のくりかえしで自分の介護パターンが
みえてきます。
そのためには、介護する人がぐっすり眠ることです。
おしまい。
眠るとお肌にもいいですね(^_^)ノせばね~
(函館ベン:またねと言う意味です)
最後までお読みいただきありがとうございます。
↓ポチっとよろしくお願いいたします。

にほんブログ村

にほんブログ村
(ランキング参加中です)
いつもありがとうございます。
スポンサーサイト
最終更新日 : 2020-06-11