大切なものは
たいていめんどくさいのである。
ー 嫁の私 ー
認知症在宅介護中 嫁の私観察記録。
アルツハイマー型認知症義父おとん要介護3。
アルツハイマー型には、
片づけるという能力はない。
嫁の私が、在宅介護で
気がついたことを書いています。
「1㎝を残す親子。」のお話です。
(1分で読めます)
「1㎝を残す親子」
おとんは、タバコが大好きだ。
タバコを、吸ったあと必ずテーブルに並べる。
おとんは、A型で几帳面だ。
几帳面なおとんは、タバコを
1㎝ずつ残し1㎝あいだを開けて並べるのだ。

テーブルが、汚れるのは嫌だ。
嫁の私は、このタバコの吸いがら
1㎝ずつを毎日片づけている。
しかーし、
片づけると
また新たな1㎝を発見するのだ。
例えば、キッチンのテーブル。

おとんは、お茶を1㎝残す。
後で、飲むのかな?と思っていると・・・。
また新たな1㎝を発見してしまうのだ。
冷蔵庫をあけると

なぜ1㎝ずつ残すのだ。
全部のんだら、良いのでは?
1㎝ずつ残す必要があるの?
1㎝残すと、何かいいことあるのかい?
認知症のおとんは、1㎝が好きだから仕方がないのでは?
嫁の私は、そう思いながら1㎝を片づけていた。
しかし1㎝を残すのは、おとんだけではなかった。
おとんの息子(主人)の机を、
見てはっきりわかったことがある。

(↑夕べ飲んでいたもの)
この二人は、かくじつに親子だ。
1㎝を残すのは、認知症だからではない。
ただ、1㎝を残す親子の習慣だけなのだ。
幼い頃から「もったいない」と「かたづける」
を教えるべきだと思う。
おしまい。
最後まで、お読みいただきありがとうございます。
がんばっているあなたをみて
私も頑張れます。ありがとう~
(^_^)ノせばね~
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最終更新日 : 2020-05-21