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    介護日記 おとんナウ

    認知症の親を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

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    2020-05-18 (Mon) 00:00

    認知症の父と会話を楽しむために、気をつけている3つの言葉つかい。

    100回こけたら

    100回立ちなはれ

    ー 嫁の私ー

    認知症在宅介護中 嫁の私観察記録。

    アルツハイマー型認知症義父おとん要介護3。

    アルツハイマーという特殊能力に「失語」がある。

    言葉(名詞)を失う、言葉の意味を忘れるという能力です。


    言葉を忘れると「あれ」や「これ」が会話に増えます。

    会話していても、つじつまが合わずお互いにストレスになる。

    「会話で、気をつけている3つの言葉つかい」
    を書いております。

    おとん会話
    (おとんとデート中撮影)

    会話で、気をつけている3つの言葉の使い方は
    次のとおりです。


    ひとつめは、「あいまいな言葉をつかわない」

    具体的な表現の言葉を使うということです。


    例えば、あいまいな言葉とは「ちょっと待って」と言います。


    認知症のおとんには、「ちょっと」が5分なのか?
    10分なのかがわかりません。

    わからないので、「いつまでわしを、待たせるんじゃ~」と怒ります。


    「30秒数えて、待ってて」
    と言えば、おとんは30秒数えて待ってくれます。


    具体的な表現の言葉をつかうことで
    本人に伝わると言うことです。


    言葉が伝わることで本人が
    なにをすればよいのかわかるのです。



    ふたつめは、「本人に寄りそった言葉をつかう」

    例えば、おとんは関西人で、私は北海道人(どさん子)です。


    私が「おとん、お米うるかして」と言います。

    私の言ったことが、おとんに通じないのです。

    (北海道弁です。意味→お米を研ぐ)


    田舎もんの私は、自分の言葉が標準語だと
    思いこんでました。(笑)


    おとんは、関西人で大阪弁です。

    私の言いたいことが、伝わるはずがありません。


    あと北海道では「ものもらい」ことを「めっぱ」と言います。
    本当の病名は「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」と言います。

    どの言葉も、おとんには伝わりません。


    関西では「目イボ」とか「目ばちこ」と言います。

    おとんに「目イボ」と言えばすぐわかります。

    おとんのなじみの言葉だからです。

    本人に寄りそった言葉を、つかうことで
    話の内容が伝わるということです。


    みっつめは、「相手を気つかう言葉」

    会話を楽しむためには、話をする相手の気心を知っていること。

    この人なら、話をしても大丈夫という安心感です。

    例えば、おとんは私に戦後の話をします。

    「戦後は、な~にもなかった。毎日がたいへんで、
    生きるのがつらかった。」と話してくれます。


    私は「おとんは、すごくがんばったんだね。
    生きていて良かったね。話をしてくれてありがとう」
    と気持ちを伝えます。

    おとんは、喜びます。


    私は、戦後のことは経験がないのでわかりません。

    そのまま「戦後のことはわからない」と伝えると
    会話は終わってしまいます。

    会話は、続けられません。

    例えば、私が仕事で失敗し上司に怒られたとします。

    友達に、上司に怒られたことを話します。

    「あなたのやり方が、悪いから怒られてあたりまえよ」
    と友達に言われる。

    私は、その友達に二度と話をしようとは思いません。


    「誰だって失敗はするよ。大丈夫?」と言われたら、
    また話をしたい気持ちになります。


    気をつかうと言うことは、あなたと人間関係を
    よくしたいということです。

    相手のことを思う気持ちが大切です。


    <言葉のポイント>

    1.具体的に数字や形、内容を表現した言葉。

    2.本人に、寄りそう言葉。

    3.本人と会話を、楽しみたいと思う心。


    最後になりますが、
    会話は人とのコミュニケーションです。

    あなたを理解したい。

    私をわかってほしい。

    本人に行動してもらいたい。

    そんなとき会話が大切です。

    本人に、話が伝わらないのでは意味がありません。

    だから私は、言葉に気をつかいます。

    気をつかうだけで、日頃の会話が楽しくなるということです。

    おしまい。

    言葉は、すてきな魔法ですね。✨
    (^_^)ノせばね~(←函館弁で、またね~の意味)


    お読みいただきありがとうございます。

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    最終更新日 : 2023-09-29

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