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    介護日記 おとんナウ

    認知症の義父と義母二人を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

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    2020-05-14 (Thu) 00:00

    同じことを何度も聞いてくるおとんに私の対応策

      今日あたり

      かめはめ波を

      だせそうな気がする。

      ー 嫁の私 ー

      認知症在宅介護中 嫁の私観察記録。


      認知症という特殊能力を持つ、
      アルツハイマー型認知症のおとん(要介護3)。


      アルツハイマーという能力をフル活用するおとんは、
      私に何度も、何度も何度もーーー同じことを聞いてくるのだ。


      嫁の私が、考えた対応策
      「安心させて記憶に残す対応」
      を書いております。


      この対応をすると質問はされますが、
      同じことを聞いてこないのです。
      (アルツハイマー限定です)
      ごはんまだ?

      「対応に失敗した例」

      認知症という能力には、記憶障害(行動したこと自体忘れる)
      見当識障害(今日が何月何日?かわからない)などがある。


      アルツハイマー型のおとんも、この能力を毎日欠かさず発動している。

      認知症の初期から、私が悩まされる能力がある。

      それは、同じことを何度も聞いてくることだ。

      同じことを聞かれるのが、
      なぜ私が悩むのかわからないだろう。

      私は、心がせまいのかもしれない。

      おとんが、毎日聞いてくることがある。

      「息子は、仕事に行ったのか?」

      「リン君がいない。(数年前に亡くなった愛犬)どこにいるんだ?」

      など3分もしないうちに聞いてくる。

      私は一日中3分おきに、同じ答えを言わなければならない。
      (答えないと恐いおとんになる)

      顔を、見るのも嫌になるのだ。

      私は、マニュアル本に、すがりついた。

      そして失敗した。

      マニュアルには、
      「はじめて聞いたように、笑顔で答えてください。」と書いてある。

      何度もやってみたが、5回目には笑えなくなるのだ。


      次に他の話で、そらす方法をこころみた。

      おとんが、同じことを聞いたら、コーヒーを出した。

      散歩に連れ出したり、おとんの好きな釣りの話をした。

      私は、こんな方法はだましているみたいでいやだ。

      それに根本的なことが、解決していないと思えた。

      私は、マニュアル本を捨てた。

      つぎに対策したのは、紙に大きな字で答えを書いて壁にはった。

      家中メモだらけになった。

      そしておとんは、このメモ紙をやぶき始めたのだ。

      恐くなった。

      このままではいけない。

      解決策を考えた。

      なぜ?おとんは何度何度も同じことを聞いてくるのか?

      そこが問題なのだ。

      大切な息子や愛犬を、心配するあまり不安。

      わからないから不安。

      不安をとりのぞきたい。

      誰かに、不安を聞いてみる。

      答えを、聞いて安心する。

      認知症なので答えを忘れる。

      また不安になる。

      そして同じことを何度も聞いてくる。


      おとんは、不安なのだ。

      おとんの不安を、とりのぞくことが問題解決につながる。


      「対応が楽しくなる」

      おとんは、朝から同じことを何度も聞いてくる。


      おとん「リン君がいない。どこにいるんだ?」

      嫁の私「リン君は、ここでやすらかに眠っています」(仏壇を指さす)

      おとん「えっ?」

      そして同じことを何度も答えていた。


      数回答えているとおとんは、・・・。


      おとん「もうリン君はいないやな?」

      嫁の私「えっ?どうして」

      おとん「だってそこで寝てるんやろ」(仏壇を指さす)

      これには、びっくりだった。

      おとんは、私の言ったことを記憶しているのだ。

      質問はされるが、同じことを聞いてこない。


      これだ!
      これで問題解決だ。


      おとんの記憶に、残る答え方をすると
      同じことを聞いてこないことがわかった。


      なぜ記憶に残ったのか?を考える。

      おとんは長年一緒にいた愛犬リン君が
      いないことが心配で不安だった。

      今まで私は「数年前に、亡くなったやんか」と答えていた。

      それを「ここで眠っています」とおだやかな答え方にかえた。

      おとんを安心させたのだ。

      そこにいることが、わかり不安がとりのぞかれたのだ。

      おとんは、安心し喜びの感情が記憶に残ったのだ。


      認知症は、行動したこと自体忘れる。

      しかし不快なことや悲しい感情、
      喜びの感情は記憶に残る。

      これをふまえて対応すれば、同じことは聞かれないのだ。


      私がこう答えたら、おとんはどんな事を聞いてくれるのかな?
      とワクワクしてくる。

      対応が楽しくなったのだ。

      何度も同じことを聞いてくる人には、本人が安心して
      喜ぶ答えを言ってあげるのだ。

      ウソはいけない。

      うそをつくと心が痛む。

      それに、ウソだとばれたら信頼関係がなくなる。

      安心させる言葉を探すのだ。魔法の言葉だ。

      そのためには、本人のことを良く理解することだ。

      何が不安なのか?何に悩んでいるのか観察するのだ。

      性格や趣味、過去のできごとなど本人のことを知ることだ。

      よく観察すると本人が安心できる言葉がみつかる。

      認知症だから仕方がないと、あきらめないことだ。

      同じことを何度も聞かれたら、本人を安心させることだ。

      <対応まとめ>

      1.本人を理解する。

      2.本人の情報を得る

      3.安心させる

      4.喜んでもらう

      5.自分も会話を楽しむ。

      おしまい。


      誰だって安心して暮らしたいですよね。

      コロナで不安も認知症の不安も同じだね(^_^)ノせばね~

      お読みいただきありがとうございます。

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      [Tag] * アルツハイマー * 同じ * 聞く * 対応

      最終更新日 : 2020-12-06

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