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    介護日記 おとんナウ

    認知症の親を在宅介護している見守り人嫁のお話です。

    Top Page › 排泄問題 › トイレで汚染時の洗浄のコツ。
    2020-05-12 (Tue) 00:00

    トイレで汚染時の洗浄のコツ。

      あなたの長所は?と聞かれたら、

      弱音が吐ける

      あきらめが悪いところです。

      ー 嫁の私 ー

      認知症在宅介護中 嫁の私観察記録。

      排泄は、誰にも見られたくないものです。

      介助する私もできれば、ウンちゃんはみたくない。

      素早くトイレで、陰部洗浄をすることを書いております。

      <トイレでの陰部洗浄のコツ>

      アルツハイマー型認知症要介護3の
      おかん(女性)の陰部洗浄をしています。

      便の時は、必ず洗浄する。

      便がなくても、必ず一日最低でも1~2回はやります。

      なぜならば、清潔に保ちたい。

      臭いが、軽減できる。

      尿路感染や皮膚炎などの予防になるからです。

      次に準備するものです。

      <準備するもの>
      素早くやるためには、準備が必要です。

      1.交換用のパットや紙パンツなど用意。

      2.使い捨て手袋。
      (A型肝炎や白癬菌(水虫)などなければ、安いものを使用する)
      ※A型肝炎、白癬菌など人の手からうつります。


      3.洗浄ボトル。
      (うちは、使用済みの食器洗剤のボトル)


      4.洗浄ボトルに入れるぬるま湯。
      (人肌ぐらい。少しぬるめのお湯がいいです)


      5.洗浄用石けん。
      (うちは、固形石けん。皮膚が弱い部分なので、
      かぶれないために弱酸性がいいです。)


      6.新聞紙。
      (使用済みのパットなどを、包んで捨てるため。)


      7.スーパーの袋。
      (新聞紙に包んだものを、密封しニオイを軽減するため)


      8.温かい布。もしくはぬれテイシュ。
      (陰部をふくため。うちは、いらなくなった衣類を
      切って使っています。低コスト。)


      9.タオル。
      (おまたにかけるため。プライバシー保護。)


      その他:キッチン泡ハイター。
      (汚染時、便座にシュシュッとかけて、サッとふける。
      大腸菌もなくなり、すぐにきれいになる。)


      ↓私が使用しているものです。
      外出時は、保温用バックに入れて持ち歩きます。
      洗浄セット

      <陰部洗浄のやり方>

      注意することは、次のとおりです。

      ・脱いでいるので、タオルなどかけて隠す。

      (プライバシー保護と服を洗浄時汚さないため。
      ベットで、洗浄するときは特に必要です。)


      ・新聞紙は、広げておく。
      (使用済みのパットを、外したら新聞ですぐに包めるから)

      ・片方だけ手袋をつける。

      ・介助するときは、必ず声をかけてからやること。
      (本人がびっくりするから)

      <汚染洗浄>

      1.排泄が、終わったのを確認する。

      (二度手間にならないように、残尿などないか調べる。
      下側のお腹をやさしくゆっくり押してあげると排尿があることが多い。)


      2.ウンちゃんがついていれ時は、ぬれテイシュなどで大まかにとる。

      (必ず前から後ろへ、やさしくふくこと。感染などの予防のため)


      3.洗浄ボトルのお湯を内またに、かけて温度を確かめてもらう。
      その後少し流す。


      4.石けんの泡で、やさしくポンポンたたくように洗う。

      (傷をつけないためにこすらない。
      肛門、そけい部(v字ライン)毛などていねいに洗う)


      5.洗浄ボトルで、しっかり洗い流す。
      この時もやさしくポンポン洗う。

      (石けんの成分が、残ると皮膚がただれる。)


      6.水分を、残さずやさしくポンポンとしっかり温かい布でふく。

      (水分が残っていると、ふやけるのでただれる。)


      7.乾燥しているのを確認する。

      (この時、皮膚にケガなどないか確認する。)

      あとは本人の衣類を整えて終了。


      便器、便座をきれいにする。

      ※本人が出来るところは、やってもらう。

      以上

      <洗浄のポイント>


      1.声をかけてから、介助をする。

      2.お湯の温度を本人にも確認してもらう。

      3.強くこすらない。やさしくポンポン。


      4.必ず前から後ろへふく。

      (女性は、尿が出るところと肛門(大腸菌)が近いので感染しやすい。)


      5.洗うときは、洗浄ボトルは立てて使う。

      (真正面からボトルを、平行にすると自分に飛びはねお湯がかかる。)


      6.手袋は片手だけつける。
      もう片手は、きれいなままにする。

      (手袋がもったいない。片手をあけていると服がずれたときなおせる。

      本人が不安な時、安心してもらうために体をさすってあげられるからです)


      7.石けん洗浄は一日1回。(よい菌がいなくなる)
      便汚染時以外は、お湯洗浄でする。


      ※膀胱留置カテーテル(尿などためる袋のくだ。)を使用している方は、
      便が出ていなくても定期的にお湯洗浄が必要です。

      (大腸菌が、管をつたって感染しやすい。)


      実母が、手術後尿パックをつけていたとき
      看護婦さんに言われました。

      以上ポイントでした。


      陰部洗浄は、お互いにいやなものです。

      しかし、とても大切なことです。

      手早くするためには、しっかり準備をすることです。
      あとは回数をこなすことで体が覚えます。


      手早くおこなうことが、一番よいことだとは思います。

      だけど、病気にならないためにも確実に汚れをおとすために
      しっかり洗浄することを忘れてはいけないと思います。

      陰部洗浄のコツでした。

      おしまい。

      長文お読みいただきありがとうございます。

      清潔が一番気持ちいいね(^_^)ノせばね~

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      [Tag] * トイレ * 女性 * 排泄 * 陰部洗浄

      最終更新日 : 2022-01-25

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